マスタング大佐、ついに宿敵と対決。半端ないバトルだったなぁ。あんな密室スペースで炎をばんばん使って大丈夫なのかというぐらい。きっと彼のことだから最小のパワーで最大の効果を得るやり方を熟知しているのだろう。イシュヴァールでどれ程のことをしてきたかが透けて見えて恐いよ。もちろん大佐はそのことを背負って生きているわけだけど。
違う場所ではアルが孤軍奮闘中。でも賢者の石のおかけで強い強い。「紅蓮の~」ことキンブリーさんもさすがにやばい。
奮闘と言えば、アームストロング姉弟のバトルが素晴らしい。敵を取り込む姉の気迫と計算力、鍛え上げた肉体をフルに生かし、姉を守りながらスロウスと戦う弟。この組み合わせ、実は一番見たかったかもしれない。
マスタング戦の盛り上げ方、すごく上手いしいいこと言ってるなぁと思うのだけど、これまでの「鋼の~」流れからしてほんの少し違和感を感じた。
エンヴィをさんざんいたぶった末、最後にとどめを刺そうとするマスタングに対し、各方面(ホークアイ中尉はもちろん、エドにスカーまで!)からストップがかかる。復讐のためだけに殺人(殺ホムンクルス?)を重ねるなと。
正直なところ、今さらそれはないんじゃないの?とか思う。だって罪を背負った人たちの贖罪と再生の物語でしょ、これって。
だいたい、エンヴィというホムンクルス自体が存在するべきではない生き物だし。
だからマスタングはエンヴィを抹殺→一時的に虚無感にさいなまれる→すぐに立ち直る、ただし重荷を一つ増やして。というのがいいね。
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