びおら弾きの微妙にズレた日々

人生初オペラがジークフリートですよ

少々大げさなタイトルをつけてしまったが、オペラあるいは楽劇というものを完全な演出つきで生の舞台で全幕通して見たのは、今回のびわ湖ホールジークフリートが初体験となった。
本番の3週間前に急に予定が空き、あわててチケットを探したら、3月2日公演A席の入手に成功。これは本当にラッキーだった。



今となってはちょっと懐かしい音

最近は知り合いが出演する演奏会に出かけることもめっきり減ったが、先日はうまくスケジュールが合って、アセンブル管弦楽団の演奏会にお邪魔することができた。場所はまだ新しい東海市芸術劇場。
このホールで聴くのは2回めだけども、音がバランスよく聞こえるし、後方の席でも舞台を近く感じることのできる感じの良いホール。

曲目は以下の通り
ロッシーニ 「セビリアの理髪師」序曲
ムソルグスキー作曲 リムスキー=コルサコフ編曲 禿山の一夜
ドボルザーク 交響曲第9番「新世界より」

呼吸する楽器

少し前の話になるが、地元の美術館でロビーコンサート、しかも夜の部を行うというので、興味津々で出かけてみた。この美術館、こじんまりとしていて静かでゆっくり鑑賞できるのだが、焼き物の町にある関係で、陶磁器関連の渋い展示が多く(時々大ヒットの面白い企画展もあるのだが)、正直言ってあまりパッとしない美術館。でも、そこがあえて閉館後にもう一度開館して、ロビーコンサート&特別鑑賞を行うという冒険に出た。




突き上げた拳の向かう先

公開されたかと思ったら、たちまちあちこちで評判になった映画「ボヘミアン・ラプソディ」。イギリスの伝説的ロックバンド、クィーンのリード・ボーカルである、フレディ・マーキュリーの半生を描いた作品だ。

クィーンをリアルタイムで味わったのが、80年台に若者だった人たち。つまり、自分たちの世代だ。それで、身の回りでやたらに「良かったー!」という声が多い。それだけファンが多いという証拠だが、ひいき目や感傷だけで誉めているわけではなさそうだった。もし駄作だったら違う方向で話題になっているはずだから。ついつい、クィーンのことをあまり知らない自分も「いったいどんだけスゴいバンドなんだ?」と好奇心の虫が騒ぎ出し、映画館へと足を運ぶにいたった。

そして……。いやあ、見てよかった。一人の人間のドラマとして見ごたえがあったし、やはり伝説のバンドだけあって、ふんだんに流れる音楽はカッコいい。名曲が生まれるエピソードやライブシーンは非常に興味をそそる。「この人たち天才」感が溢れているし、本質的に良いものはあらゆる境界を超える。

というわけで、以下ネタバレありの感想となります。あくまでも映画の内容に基づく感想なので、そのへんご了承ください。