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びおら弾きの微妙にズレた日々

とうとう観念しました

新年度を迎えて、家のこと、地域のことから解放され、さあこれからは自分のためにたっぷり時間が使えると思った途端に、とある起動スイッチが入ってしまい、それが自分の意志を超えた何かに操られているみたいでもう笑うしかないなど。
関係ないけど、夜桜の小道。
何処へ続くかわからないという意味では似たようなものかも。


愛知祝祭管弦楽団(旧ワーグナープロジェクト名古屋)というオーケストラがある。
このオーケストラが前人未到のアマチュアによるパルジファル全幕演奏会をしたのが昨年8月25日。あの時の得体のしれないエネルギーは忘れようがない。舞台に乗っている面々は同じ穴の ムジナ アマチュアとはとても思えずひどく神々しく映ったものだ。
そのオーケストラが今年はブルックナーの交響曲8番を演るという。弦楽器のメンバーがなかなか集まらず、実は何度かお誘いいただいていた。びおら弾きなら一度は弾いてみたいブルックナーだが、自分の場合、土日も出勤がある仕事だし、また日曜日に一日練習に出かけたりすると家族の一部からブーイングが出る可能性が高いなど、各方面にうまく調整をつける自信がなくて、冬の間中、ずっと迷っていたのだった。

が、いつまでも迷っていることはできない。すっぱり諦めるか、思い切って出演するかのどちらかに決めなくては。
と思った時、自分にはもう「諦める」という選択肢が残っていないことに気がついた。ブル8のCDはいつの間にかB◯◯K◯FFで入手していたし、evernoteには祝祭管の練習日一覧が保存されているし、職場の勤務日カレンダーとは照合済みで各練習日には出席可能かどうかの印までつけてある。有給が取れそうな日のメモも。
ここまで来たなら必要なものはあとひとつ。


「あとは、勇気だけだ!」(by 島村ジョー )


勇気をくれたのは、団員の方々の練習記事。本番指揮者来団時の熱い盛り上がりを読んでいて、もうこれはたまらんと。参加表明をし、その日の夜にはパート譜を手にしていた。真夜中過ぎてエイプリルフールが始まった頃だと記憶している。


そして、運良く練習日の直前に有給取得に成功したので、ほとんどさらえていないにもかかわらず、ほぼ初見状態で合奏に挑むことに(さすがにスコアは目を通しておいたけどね)。勇気にもさまざまな種類があるけれど、これはほとんど蛮勇とか無謀とか言われる種類のものだと思う。
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