先だっての水曜日は、子ども達の個人懇談。初めてまともに先生と話ができるチャンス。
毎年「特に何も問題はありません」と言われる5年生の娘はともかく、何かとペースの遅い2年生の息子が心配だった。
息子の担任は年配の女の先生。宿題は毎日たっぷり。大きな声できびきび指導する。音楽が専門だという。
息子は先生を毛嫌いするでもなく、萎縮することもなく、のびのびと過ごしているらしい。どうも、先生がみんなの前でバイオリンを弾いてくれてから、息子は「先生すごい!」という目で見るようになったようだ。
その先生によると、うちのお坊ちゃんは音楽の時間、歌うのが苦手らしい。歌詞がわからないのではなく、音程がうまく合わせられないという。これは家でピアノに合わせてきちんと音階が歌えるようにしたほうがいいのかと心配していたら、「成長すれば自然に合わせられるようになりますから、今はのびのびと歌うことが大切です」だそうだ。へぇー、と思った。そうか、音程のことをうるさく言うのは、もう少し声帯が発達してからでいいのか、と妙に安心。
もちろん、聴き取る耳もちゃんと発達していないと音は合わせられないが。
娘の担任は、社会科が専門の男の先生。たぶん、30代真ん中ぐらい。娘によると、授業がすぐに脱線するけど、その脱線話が面白いらしい。
で、懇談中もいつの間にかインターネットの話になり、先生いわく、「学校の授業でもっとインターネットを使えと言われているんですけど、(逆に情報がありすぎて)恐くて使えないですね」だった。それはよくわかる。例えば学校の宿題で武田信玄について調べなさいと課題が出るとする。もし、「武田信玄」で検索をかけようものなら、膨大な数のヒットが出て、しかも情報の質はピンきりだから、子供の手におえるものじゃなくなる。(もちろん、子供用の検索エンジンもあるにはあるのだけど)
大人でも手に余るものをどうやって子供に使えと? という感じ。子供に使わせるなら、あるいはHowToを教えるなら、大人がもっと考えて勉強しないと。
ま、無事に終わってやれやれ。
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