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びおら弾きの微妙にズレた日々

お、終わった……

演奏会本番、無事に終了。

本番を迎えるたび、いつも不思議なのが、練習中は熱くても、本番中はやたら醒めてしまうこと。
きっと、間違えないよう、ズレないよう必死で、曲を味わう余裕がないんだろうな。
結果としてお客さんが感動してくれればいいわけで。

さて、一夜明けて、感想つれづれを。
プログラムは次の通り。

メンデルスゾーン 序曲フィンガルの洞窟
ベートーベン ピアノ協奏曲第4番
シベリウス 交響曲第2番

指揮者はこんな方→ http://homepage2.nifty.com/kso/kotani.html
(ソリストの情報は収集中)

メンデルスゾーン
もう、出だしからビオラとチェロがテーマを奏でるという、美味しい曲。状況に応じて、テンポが落ち着いたり、駆け足になったり、次の場面へ移るときに微妙な間があったりと、なかなか難しいが、指揮者がオケを見事にリードするので、とても安心感があった。
(もっとも、同じことをしたら、もうひとつのK市オケでは崩壊するに違いなく/涙)

ベートーベン
ソリストが素晴らしい! のひと言につきる。オケはとにかくソロの邪魔をしないように弾くのが身上かと。
ぱっと見、細身の女性なのだが、あの身体のどこから力がわくのかと思うほど、音がパワフル。
ベートーベンのコンチェルトなので、とにかく心身ともに強くないと弾き切れないと思うのだが、ソリストの音には繊細さと力強さの両方があって、本番中にもかかわらず、ついつい聞き惚れてしまった。2年ぐらい前までヨーロッパで活動されていた方で、昨年当たりから国内で活動を始めた模様。今後、もっと活躍して欲しいなと思う。

カデンツァの最中、暇なので、ソリストの弾きぶりをうっとり眺めていたら、上方2メートルぐらいのところを漂う小さな羽みたいなものを発見。羽毛布団のすき間から飛び出したような、小さな羽。ソリストの衣装は黒いドレスにビーズの飾りがついたもので、髪型はシンプルな髪飾りでアップにしてあるだけだったし、どうやって羽が舞台の上に入り込んだのかよくわからないが、出来すぎた演出(?)だなあと思ったりした。

シベリウス
これは、弾けない箇所はどうやっても無理!なので、そういうところはプロトラさんにお任せして、できるところをきちんとやろうと頑張ってみた。
この曲を弾くのは3回目なので、安心して弾ける箇所が増えてはいるのだが、3楽章だけは容赦なく速くて(vivacissimoですからっ)目が回りそうだった。
それでも指揮者の曲の作り方は2年前に弾いたときよりずっと好きだし、自然についてゆける。第九の時も感じたが、同じ曲でも違うオケ、違う指揮者でやってみるとずい分勉強になるものだな。

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