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びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   

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今年の第九、大詰め

本番が来週に迫ってきて、今日は午前から夕方まで、本番指揮者とみっちりの練習。でも、家族を半日以上もほったらかしにできないので、午前はパスし、午後のみの参加。
ほんの4時間ばかり練習しただけなのに、一楽章や四楽章をごうごう弾かされて、練習が終わるころにはぐったり。いい汗かいた。(冷や汗もかなり混じってはいるけど)

冷や汗には理由があって、今日は出席メンバーの都合で、いきなりトップサイドに座ることになったからだった。指揮者もチェロトツプもコンマスもずいぶん近い。
それに、何度も弾いている曲にもかかわらず、たまにカウントや出だしを間違える。するとトップの人もつられて危なくなる。ご、ご迷惑をおかけしました

練習そのものはずい分充実していたのではないかと。
指揮者がすごいんです。ビート感を持って演奏している人とそうでない人を即座に見分けて(特に管楽器奏者に対して)指摘ができる。言い換えれば、個々の奏者が何を感じ、何を目指して演奏しているのかをきちんと掴めるということで、これができるには恐らく、耳の能力だけでなく、第六感に近い感覚が必要なんじゃないかな。
それから楽団員へのコミュニケーションの仕方が上手い。練習中の指示には、必ず根拠があるし、練習方法についても、誤解を招く前にきちんと説明してしまう。指示を受ける側の心の動きにも配慮する。大事なんですよ、これは……。これをしくじると、団員の信頼が得られないし、すると音にも影響が出てくるので。

悔やまれるのは、午前中の間にロザムンデ序曲の練習が済んでいたこと。かなり痛い(>_<)。この曲の合奏は1度しか出てなかったりする。

来週の土曜日が前日リハーサル、そして日曜日が本番。今週は本気でさらわないと。
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今年の第九、大詰め

  • by 猫田
  • 2007/11/26(Mon)21:16
  • Edit
そちらもいよいよ本番ですね。
こちらは昨日、本番の指揮者によるレッスンがありました。ただ歌うのと説明を聞いてから歌うのでは仕上がりがずいぶん違うものだと思いました。
指揮者の実力っていうのはそういうことなのかもしれないなあ、といつも誰が振っても基本的には同じだろ、と思っていたのをちょっと改めることにしました。
本番、頑張ってくださいね。

Re:今年の第九、大詰め

  • by O-bake
  • 2007/11/27 00:55
学生時代も含め、これまでのオケ生活で何人もの指揮者の棒で演奏しましたが、本当にピンキリでした。カリスマ性のあるなしや、曲をどう解釈するかでもちろん差が出ますし、いわゆる「天才肌」の方とか、人として信頼できそうな方とか、いろいろです。
「のだめ」の千秋がオケの団員とうまくコミュニケーションが取れなくて四苦八苦するシーンがありますが、あれは八割ぐらい現実だと思いますよ。

猫田さんの第九も、もうじき本番ですね。ここまで来たら、お互い体調には気をつけて頑張りましょう。大舞台ですから、きっと気分がいいですよ♪

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