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びおら弾きの微妙にズレた日々

代棒氏登場

先日のオケの練習の話。

19日の練習には、ミカリン先生が、お弟子さんをトレーナーとして送り込んでくださった。以前(確か一昨年のベト7の時)にも同じケースがあって、その時はいかにも感じの良いイケメン氏だったので、びおらーずの女性陣は「毎回この人でいい」と騒いだ記憶がある。それで、今回も期待して練習に挑んだところ、……。(……の中身はご想像におまかせします)


棒が見やすいのは確かだが、なかなかうちのオケと呼吸が合わず、団員に振り回されている感が否めない。もちろん団員も「あれ?」となって、管と弦が空中分解を起こしそうなこともあった。
うーん、この代棒氏、見るからに若くて学生っぽいし、下手なオケの扱いに慣れてなさそうだし、大丈夫かいな(と、自分が弾けないことを棚に上げて)心配していたが、それも休憩までだった。

後半戦に入ってから興味深い逆転現象がおきるのだ。
合わないから合わせようと努力する→少しずつ合ってくる→指揮がわかりやすくなる→ますます合う。
というナイスな循環に乗った!
ここでひとつ押さえておきたいのが、代棒氏はオケに対して指示を与えることはしても、オケに引っ張られず、あくまでもあるべきペースを守っていたことだ。するとオケの方が慣れてくるに従い、指揮者にすり寄れるようになる。
練習が終わる直前には、代棒氏、すっかり調子を上げてまるでミカリン先生が乗り移ったかのような指揮ぶり&表情。自分はぼろぼろ落ちながらも、ああ、いいなぁと見惚れていたのだった。

そして今回の練習でも、曲の構成が見えてきて、自分の担当している音が、パズルのどのピースにあたるのか、ということがわかって面白かった。「この音型は金管のこのメロディとかみ合うように出来ている」とか、「このメロディは途中で木管と合流」とか、「この伴奏の音質はこうあるべき」などなど、少しずつ完成形が見えてくる。見えてきたら、あとはその形を目指して練習すればよい。

オケの楽譜をうまく弾くコツって、自分のパートが全体の中でどんな立ち位置にあるかを把握することにあるんじゃないかな。音程とリズムを正確に弾くのは出発点であり、そこへ強弱の程度、音の粒を立てるか立てないか、余韻の残し方、どの拍を強調するのかなど、質的な要素を付け加えないと使えない音になってしまうから。
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