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びおら弾きの微妙にズレた日々

内声部のささやかな主張

先週末の練習は、なんと土日連続。
土曜日は夜の練習で、本番指揮者が来団。日曜日は昼の練習でトレーナーによる合奏だが、ピアニスト来団。どちらもできるだけ通して弾く練習だったので、弾く時間が長いこと! いい加減、肩も腰も痛い。

今回の指揮者は、ベートーベンもシベリウスも、要所要所でたっぷり歌うタイプ。自分が前に弾いたときのシベリウスは、かなりストイックな演奏だったので、あちこちで新鮮さを感じる。
練習はあっさりしていて、曲の途中でたびたび止めて細かい注意をするのではなく、まとまった部分を通してみて、後から口頭で気になる点を指摘する形。
ストレスはたまりにくいが、果たして自分(たち)はちゃんと弾けているのか、ちと不安になる。もちろん、細かい点を詰めるためにトレーナーがいるのだが。

で、今日のトレーナーによる練習で、びおら弾きとしては、ん?と気になる指摘があった。
問題の箇所はシベリウス2番の四楽章、中盤以降で、チェロ&ビオラが延々同じ音型を繰り返すところ。
これは、ビオラとチェロがリズムセクションで、それに合わせて(←ここ、重要)管楽器やバイオリンが主題や動機を演奏するところだ。

が、例に漏れず、リズムセクションとメロディセクションとの間にズレが生じてくる。こんな時はどうすればいいか。

弦トレーナーで、バイオリン弾きのA先生は「メロディに合わせて伴奏もテンポをゆらしましょう」と告げ、その一方で、プロトラとして来て下さるビオラ弾きのB先生からは、「何があっても、テンポをキープするように」と以前の練習でお達しがあったとのこと。
問題は、こちらがメロディに合わせるのか、逆にメロディに合わせさせるのか、ということだ。

私としては、B先生につきたい。問題の箇所については、ビオラまでゆれてどうする?という場面だと思うのだ。ストイックにテンポを保ちながら同じ音型をひたすら繰り返す中~低弦と、その合間にぽつぽつとメロディを歌う管楽器&バイオリンとの対比が面白いはずなのだから、そこでチェロ―ビオラがゆれたら、音楽の屋台骨がぐらついてしまうではないか。もしゆれていいなら、びおらのパート譜は面倒な音階ではなく、白丸(つまり二分音符とか全音符)になっているに違いない。

ソロ演奏ならいざ知らず、オーケストラという大編成なら、伴奏だからって、必ずしも主旋律にぴったりつけていればいいってものじゃない……と思うのよね。
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