今ごろですが、先々週の日曜日(指揮者来団日)の練習の話を。
指揮者のI村先生、やはり素晴らしいです。名言&迷言の多いこと。
さらに。史上初、○ロを吐く指揮者です。(「史上初、ゲ○を吐くヒロイン」は、銀魂の中にいますが)
他のことはすでに記憶が薄れ……。
「次回までにたくさん勉強して下さい」の一言が強烈に残っているぐらいかなぁ。
「勉強」というのは、音符の意味について考える勉強のこと。幻想という曲は、役者の仕事を音楽に割り振ってしまったドラマなので、すべての音にそれぞれ意味が割り当てられている。それをきちんと読み取り適切な表現をしなさい、ということなのだ。美しいモノはより美しく、そうでないものはそれなりに。(ということで、グロい場面では○ロも出る、という話になる)
続きは、薄れた記憶を誤魔化すための妄言を少々。
数々の名言に爆笑・苦笑しつつ、大切なことに気がついた。
音楽と付きあう以上、感情を動かしてなんぼだなぁと。嬉しい楽しいだけでなくて、怒り、嫉妬、怯え、悲しみなど、色んな感情に翻弄された経験が音楽理解の深度に関係するのじゃないかな。
せっかく手にしている人生、思い切り泣いたり笑ったりしないで何が楽しいの? 何も感じない人生って意味ある?と、手作り指揮台の上から落ちそうになるほど身振りの豊かなI村先生からは、そんな無言のメッセージを受け取った気がしたのだった。
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