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びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   

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大人のパート練習

昨日はブラームスオーケストラ関連でビオラパート練習へ。
その昔は武士階級の別荘地だったという名古屋市内某地区にある音楽スタジオへ赴いた。
個人宅の中にあるのだが、中の設備といい調度品といい、ため息が出るようなあつらえで、パート練習の合間に目の保養をするなど。

設備がいいからといって、いきなり楽器の腕前が上がるわけではないのが悲しいところ。


ガチで練習するパート練習なんて学生の時以来。弾けているとは言いがたい状況なので公開処刑を覚悟して行きましたとも。

実際、ひとりひとりの音程やリズムのズレまでわかる程度の少人数なので、孤独に練習しているときは気づかなかったあれこれが発覚する。音の読み間違い、リズムの勘違いetc... 
貴重な機会なので余計な遠慮は捨てて、疑問に思うこと、苦手だと自覚している場所については素直にパートリーダーさんに伝えてアドバイスを頂戴した。

ふだんのホームオケで練習では、こうやって人にアドバイスを請う機会がなかなかないのよね。そもそもパート練習がほとんどないし。弾きにくい箇所や音程の難しいとろこがあっても自力で何とかするしかなく、悪くすると最後の最後まで勘違いを引きずることもある。だから今回みたいに面倒見のよいパート練習があるというのは非常にありがたい。治すなら今のうちですよ奥さん、みたいな感じで。すぐにその場で修正することはできなくても、正しい方向、やり方が見えれば個人練習の効率も上がるというもの。
アマチュアゆえに、個人でさらうだけでは何ともならないこと、限界なことっていろいろあると思う。それをフォローするのがパート練習だったりするのではないかと思っている。個人的に技術を上げるなら先生を探してレッスンにつけばいいのだが、個人の状況によってはそれが不可能なこともあるだろうし、まあ、ぶっちゃけた話、高いレベルを要求するアマオケならばオーディションをして、一定の技術に達しない人をふるい落とせばいいのだ。
そうでなくて、さまざまなレベルの奏者が集まることを想定するアマオケならば、互いにフォローしあって無理なく技術を上げてゆく仕組みは必要かと思う。
うまい人がビシビシしごいてメンバーを引っ張ってゆくやりかたもあるだろうけど、少なくとも私はそういうのは苦手だ。○○さんの言うとおりにすれば弾けるようになる、あるいは言うとおりにしていればいい、という考えに慣れてしまうと、次にやってくるのは音楽的な思考停止だからだ。

さて、パート練習のおかげでようやくビオラパートの人たちほぼ全員の人たちのお顔を拝むことができた。蓋を開けてみれば女性陣はみな知り合いだったという……。おかげで随分肩の力は抜けたが、にしてもびおらの世界は狭い。
パートリーダーさんが危惧するように今のビオラパートはまだまだ問題だらけなんだけど、本番が近づくにつれ、すっとまとまってくる感じがするな。
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