忍者ブログ

びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

本番にて(その2)

本番の出来事は前の記事で書いたので、ここでは小ネタなどを。

ゲネプロが終了したとき、指揮者の言った言葉がとても印象的だった。
「コンサートはお客さんが駅を降りたとき、駐車場に車を入れたときから始まっていて、チューニングもその一部である。チューニングの始まりや終わりにも最適のタイミングがあって、それをはずすとあるべき流れを取り戻すのに苦労する」

ああそうだった。と目からウロコが3枚ぐらい落ちたようだった。自分がコンサートに行くときのことを思えばよくわかる。ホールに入ったときから、心のどこかで異世界を期待している。その異世界では何もかもが調和して、気持ち良く進んでいくことを望んでいる。演奏がいいのはもちろん、その前のチューニングだってすでに音楽の一部で、それが長すぎず短すぎず、ちょうどいい長さで終わると確かに気持ちがいい。

舞台に上がったらお客さんのことにも気を配らなくてはいけない。そこが練習と一番違うところだ。
そういえば、以前プロの方といっしょに弾いたときにも、聞き手の存在を意識する大切さを強く感じた。演奏会を開く以上、演奏は聴いてもらってなんぼ、伝わってなんぼ、の世界なのだ。

アマチュアだから技術や練習に割ける時間には限界がある。でも自己満足で終わっていたらいつまでたってもいい演奏はできない。下手は下手なりに聞かせる演奏を考えなくてはいけないのだな。
PR

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL(非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS(コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます

TRACKBACK

Trackback URL:

今月のつぶやき

ネタは切れてからが勝負です

☆CONTACT
→ littleghost703@gmail.com
※@を半角にしてください
☆Twitter→@O_bake
☆読書記録は別ブログO-bakeと読書とひとりごとでつけてます。そちらもよろしく。

ブログ内検索

アクセス解析

過去記事紹介

過去記事紹介・たまに読書ブログへとびます
過去記事紹介・たまに読書ブログへとびます

Copyright ©  -- びおら弾きの微妙にズレた日々(再) --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]