気がついたら新刊コーナーに置いてあった。そういえば、15巻の後ろに、3月に出るという予告があったような。
内容的にヘヴィだった前の巻に比べると、今回はコミカルなシーンが多かった。覗き込んできた子どもたちにも大ウケの箇所がいくつも。(特におまけの4コマ/笑)
自分的には、キンブリーの「誰?」がツボを直撃。
舞台が北へ移ると言うので、どんな展開かと思ったら予想以上に面白かった。ツララ落としとか、オートメールつけて吹雪の中を歩いたら死ぬとか、妙に現実感あるなぁと思ったら、作者はもともと北海道の人だったと思い出した。
指揮官のアームストロング姉がすごくいいね。心身ともに、骨の瑞まで屈強の戦士という風情。性格は弟と正反対だけど。
個人的に、キンブリーが無茶苦茶カッコよかったのはなぜ?
看守に腕時計型時限爆弾をプレゼントした後の笑顔、あれですっかりやられてしまった。そしてラスト近くで展開される、スカーとの対戦時に撃墜された。
あれだけ自分の仕事に喜びを感じ、一片の迷いもなくすべてを注ぎ込めるというのは、凄いを通り越して清々しいほど。問題があるとすれば「仕事」の内容なんだけど。
元から好きなキャラではあったが、いやもう、敵役の中では最高。それどころか、ハガレンの全キャラの中でもお気に入り度は一、二を争うかも。
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