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びおら弾きの微妙にズレた日々

「RD 潜脳調査室」♯15

食(imotare)

メタルで美食を楽しむとどうなるか、という話。ドタバタ&シリアスでなかなか楽しめた。
また、副題がなかなかお茶目。”imotare”という単語は英語の辞書にはありませんから(笑)。

ミナモの好物……ピーマン以外←推測
久島の好物……(強いて言えば)紅茶←納得
ホロンの好物……(人間と同じモノは食さないが)天然オイル←バトーさん!
まず、人工島では本物の野菜が不足しており、合成食料が主流で、人によってはサプリメントで栄養を補給してるという背景がある。だから、蒼井家の食卓は、ごく当たり前のメニューに見えて実は非常に恵まれているのだ。

そんな中、メタル内の「美食家クラブ」に属する人々が次々に「脳餓死」を起こして死亡する事件がおきる。調査のために波留がクラブに潜入し、それはそれは筆舌に尽くしがたい(?)食道楽体験に付き合うわけだが、それが笑えるのなんのって。

グルメたちは、リアルの世界で美味しいものが食べられないので、メタルの中にそれを求めたらしい。それはそれで自然の成り行きではあるが。

しかし、満腹感を覚えた波留が、食に関するキャッシュ消去用プログラムを手渡されるあたりから事態は急変。メタルの影響で味覚過敏に陥ったグルメたちは、波留が美味いと感じるミネラルウォーター(硬水)が飲めなかった。水分中のマグネシウムやカルシウムに過剰に反応した結果、非常な苦味を感じてしまったわけだ。
結局、彼らはリアルの生活で食べることができくなくなり、それで餓死状態に陥ったというわけ。哀れなものだ。

波留が美味いと感じたかすかな苦味を、若いミナモは露骨に苦いと感じる(彼女が徹底してピーマン嫌いなのはそのせいか)。それが事件解決につながるところは、苦笑するしかなかったな。

今回、個人的にいちばん美味しかったのは、久島の笑顔だったりする。(ふふふ)
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