第56話 縫い目皮膚の提供者
この話! 原作で先に読んでいたので、ついにこれが出たかと、ちょっと感慨にふけってしまいました。
そして、大筋に変更はなく、ラストは原作と同じだったので安心しました。
BJとタカシの友情の篤さ、その一方でタカシの複雑な立場。運命はものすごく皮肉ですね。
BJは人を治す医者となり、タカシは地球を治す医者になったといいます。
悲しいのは、ヒトのがん細胞を切除するようには工業施設を排除できないということでしょうか。
結果、タカシはほとんどテロリストと変らぬ行為をとるに及ぶわけです。
たとえ悪の源であろうと、力ずくでそれを壊すことには問題があります。かといって、手をこまねいている間にも地球の汚染は進みます。
この状況は、原作が書かれた当時も現在も変っていません。
それゆえ、この話はいっそうずっしりと重く感じられました。
ところで、大した話ではないのだけど、本間先生と9課課長って、同じ声優さんがやっているのね。
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