第55話 命のプラットホーム
ヒロインの言動が今ひとつ?なところとか、しゃべりすぎなところはありましたが、ラストのラーメン1杯は良かったです。
(それに、リボンの騎士、好きなんですv)
話をものすごく要約すると、ある女性が、心から幸せと感じられる状態とは何かに気づくまでの話ですね。
充分に恵まれた仕事も金ありながら、心のどこかでは満たされない彼女が何度もどん底に落ちながら成長していくわけで、このテーマ自体はよくありますし、いい話だと思います。
たったひとつ、気になったのは、二度同じ過ちを繰り返していることでしょうか。最初の失敗は金に目がくらんで、次の失敗は愛情に目がくらんで、というところ。どちらも自分で努力して得たのではなく、与えられた、というのがミソです。
つまり、ヒロインは、何を与えてくれるかでパートナーを決めているふしがありまして、そこに気づいていたBJは一億円の謝礼を断ったわけですね。そのへん、彼のへそまがり一歩手前の信念(?)がうかがえて面白いのですが。
最後にラーメンで手を打つあたりは非常に微笑ましかったです。
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