第59話 ブラッククイーン
この話は好きですね。珍しく原作読んだときよりも好感度アップ。もしかすると、ブラッククィーンの描きかたが濃くなったせいでしょうか。非情・冷酷と噂されるほど外科医として腕がいい彼女も、恋人の前では普通の女性です。そのあたりがうまく伝わってきました。
BJとの絡みは、原作にあった、とある小物がなくなっていて、それが指輪になってましたね。かといってストーリー全体に差し障りが出るわけでもなく、まあ、良かったのでは。
恋人の足を切断しなければ命が危ないのに、それができなくてパニックを起すブラッククィーンに、あっさり「お切りなさい」と言い切るBJは何度見ても格好いいです。彼自身、似たような状況ですっぱり切ってますからね。
で、最後にあのどんでん返しですから、感激もひとしお。
人間は弱くて脆いものですが、それを乗り越えて何とかしようとする時に感動が生まれるんでしょうかね。
本当はBJだって、できるものなら、恵さんの患部を全部切らずにすませたかったでしょうに。
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COMMENT
夕べ,やっと観ました…
ワイシャツにアイロンかけながらです。
日付は替わっていました。
さて,夜中なので音量をしぼっていて,ところどころ聞き取れなかったので,変なコメントになるかもしれません。
BQが冷酷だというのは,ある意味で当たりかもしれませんが,BJとは全然違うレベルなのがわかります。
BQはてきぱきと判断をくだしていきますが,それは体を治すだけで,患者の心までは癒していません。
そのことに,自分が同じ立場に立つことで気がつくのですが,どうすることもできない。
本当に患者のことを思って治療していなかったということに気がついたはずです。
BJには,患者の心を思う気持ちもあれば,不可能を可能にする高度な技術もある。
BQが今後どのような医者になっていくのかが,見てみたいですね。(3/6投稿分)
Re:夕べ,やっと観ました…
ブーハさんのコメント、ドンピシャリだと思いますよ。「冷酷」のレベルの違いがこの話のポイントになっていますよね。それだけでなくBQを未熟な医者として切り捨てるのではなく、進歩するきっかけを与えているところが憎いほど素敵です。
>BJには,患者の心を思う気持ちもあれば,不可能を可能にする高度な技術もある。
ええもう、まさにその通りです。そして真剣に人の命を救おうとする人間に対する優しい眼差しもあります。
最近、BJにますますはまりつつあり、ついには冷静に距離を取って見られないほどなんですよ。(汗) 恵さんでなくても惚れます。
そうそう、余計なことかもしれませんが、原作ではバーのシーンで、BJはBQ宛ての手紙を持っていたんですよ。彼女に恋人がいると知って結局渡せなかったという落ちになっています。(3/7返信分)