ただ今、瀬戸の商店街で「雛めぐり」のイベントをやっている。古いお雛様を引っ張り出して店頭に飾ったり、焼き物やガラス製の可愛らしいお雛様を売りだしたり、お雛様にちなんだランチやスイーツを提供したり。
地味なりに面白そうだったので、子どもたちんを引き連れて様子うかがいに行ってきた。
こういうレトロくさい構えの店がたくさん残っているのが面白い。
本日のメーンイベントは、商店街内のギャラリーで開かれている手作り人形展。洋風の顔立ちの人形が古布製の着物を着せてもらっていて、これがなかなか良い感じ。本当の所自分は人形が苦手だが、娘が今はまっていて、勉強そっちのけで服を作っているので、目をキラキラさせて見入っていた。
その後、商店街をふらふら歩きながら、アクセサリーを作っているガラス工房をのぞく。かたつむりがモチーフ(?)なナイスな首飾りを見つけて衝動買い。
あとは、以前一度だけ立ち寄って気に入っていた雑貨屋兼ギャラリーに寄ったら、主催者が入れ替わっていてまったく空気の違うギャラリーになっていたとか、そこに出品している作家さんがちょうど来ていて、ご自身による作品解説を拝聴したりだとか、ちょっとしたサプライズがいろいろ。
最近の瀬戸の街は、小さなギャラリーが多くて、若い作家さん(主に陶芸・ガラス)の個展がしょっちゅう開かれているし、作品も購入しやすい値段で売られている。たとえ有名ブランドでなくても、作家の一品ものの食器や花器、あるいはオブジェなどを買うと贅沢な気分になれる。
これは古民家をギャラリーに改造した旧久米邸のお雛さま。江戸〜明治にかけてのもので、7段飾り×3セット分がならんでるところ。
この奥には和室を利用した喫茶スペースがあり、小腹のすいた子どもたちとひと休み。雛めぐりの期間中は「三色くずもち」がスペシャルメニューとして登場するというので、それを注文する。イチゴ味、豆乳入り、抹茶味で、三色だった。いっしょに出てきたお抹茶入りほうじ茶がおいしかった。
家に帰ってくるとなんかもう気持ち的に満足しちゃってて、「ああ、うちもお雛様ださなくちゃね」と言いつつ、なかなか腰が上がらないのだった。
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