TOJ(ツアーオブジャパン)美濃ステージを観戦した帰りに、「うだつのある町並み」をちょろっと見てきた。美味しい蕎麦屋さんがあって、走り疲れた後の癒されるひととき。
こういう町並みを保存するのってとても大変だと思うし、それで観光客が押し寄せるかというと必ずしもそうはいかない。
でも、こういう場所を歩いていると、連綿と受け継がれてきた文化の存在を感じて嬉しくなる。問題は、それをただ博物館的に残して見せるのではなく、古き良き伝統(見た目よりもむしろ、ものの考え方や生活の知恵)を現代の生活にどうやって生かしてゆくか、だろうなとも思う。
ところで、自転車レースを観戦しただけでなぜ、走り疲れたのか。
ツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリアなど、世界的に有名な自転車レースだと、日々の「ステージ」と呼ばれる小さなレース(それでも走行距離は100キロ超え)を積み重ねて総合タイムを競う。今、日本で開かれているツアー・オブ・ジャパンも同じシステムで、規模は小さく全7ステージ。
各コースはたいてい公道を利用した周回コースで、美濃ステージだと、一周約20㎞。それを8周する。レース中はコース内はいっさい立ち入り禁止となる。そのため、レースが始まると、車はコース内の土地に入れないし、逆に外にも出られない。コース上に設けられた観戦ポイントを見て回るには、徒歩では時間がかかりすぎるので、自転車の登場となる。あらかじめ、コース付近の駐車場に車を止め、自転車を運び出してGO。昨日はゴール地点の観戦ポイントまで約10㎞の道のりを往復した。
……ママチャリではなくロードレーサーで。そんな高級な自転車に乗り慣れてないので、確かに高機能ではあるのだが、恐いのなんのって。お尻は痛いし(>_<)。 背中に若葉マークをつけて走りたかった。
PR
COMMENT