行ってきました、招き猫まつりin瀬戸。
今年こそは猫メイクに挑戦すると心に決めたものの、家を出る時間が遅くなってしまった上に、猫メイク会場は長蛇の列。少しでも人の少ないところへとうろついている間に、受付時間が終了してしまった。来年こそはと心に誓いつつ、展示会場を散策していると、こんな企画を発見。
猫の頭のかぶりものをして、記念写真を撮ってくれるらしい。ちょうど親子で来ていたので、娘は白猫、自分はキジトラをかぶり、カメラの前で「ハイ、ポーズ」。しかし、悲しいかな、どうしてもまわりの視線と「カワイイ!」の叫びは若くて可愛げのある娘に集中するのだった。じっさい、お嬢さんには白猫のマスクがよく似合う。
そこのコーナーを含め、あたり一帯は猫作家の展示室になっていて、趣向をこらした猫作品がならぶ。一番大きな部屋は「にっぽん招き猫100人展」の展示。猫をテーマにした作品が並び、観客による人気投票ができるようになっていた。テーマも素材も、表現方法も実にさまざまで、もう、ネコさえ使ってあれば、何でもアリという具合。それにネコがあれば何でも可愛く見える。
でも、逆にだからこそ、「どうしてネコなの?」と問いたくなる作品もあった。「どうしてイヌじゃいけないの? ヒトに置き換えたらダメ?」と。表現てむずかしいな。
帰り道の車の中で、その日撮ったばかりの写真を見ながら、娘が言った。
「ママがネコをかぶると、妖しさが漂うね。化け猫的な」
「ああ、ふだんはしっぽを隠してるからさー。9本ぐらい」
……ウソです。せいぜい2本です。
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