娘は「子どもの科学」を愛読している。手作り電子工作だの、お手軽実験コーナーだのいろいろあって、その中に「かんたん工作」というのがある。3月号は単発式輪ゴム銃の作り方。材料はホームセンターで簡単に手に入るものばかりで費用は1挺あたり300円前後。
「簡単、良く飛ぶ」とのうたい文句に乗せられ、子どもたちはすっかり乗り気。この際だから工作の練習だとばかりに、二人分の材料を買い、日曜日に作らせてみた。娘はALL自分で、息子は寸法計って印つけ&接着をやらせ、切断作業だけ自分がやった。
うひー、ノコギリって意外とコントロールが難しいのね(涙)
部品は大小あるが、小さいものになると9ミリ角×3センチなどという凶悪サイズ。いくら糸ノコといえど、手元が狂うと大変なことに。ああ、肩が凝った。
切り分けた後はサンドペーパー大会。切り口をゴシゴシこすって滑らかにしなくてはいけない。多少のデコボコもこの時に修正。おがくずは舞い散るし、花粉症もどきの症状と戦いながら部品作成終了。
こうしてみると、夏休みによく登場する組み立てキットなんて工作のうちに入らないな。
組み立て作業そのものはツボさえ押さえれば簡単なので、速乾ボンドを使いながらさくさく進む。(もっとも、部品の接着箇所を間違え、悲鳴をあげるお嬢さんもいたが)
いざ完成してみると、これが本当に良く飛ぶ。ねらい通りに飛ばせるので、的当てゲームで盛り上がる。子どもたちは10円ガムの空き箱を的に仕立ててバシバシ当てる。ゲームに登場するキャラの構えを真似して遊ぶ。
翌日、掃除機をかけながら、いくつ輪ゴムを吸ってしまったのか。
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