言い出しっぺはうちの娘。
ホタルのシーズンが終わって夏休みが近づいてきたので、このごろは「花火やりたいなー」としきりにつぶやいていた。そして、先週のある日、いきなり近所の子どもたちが我が家に集まってきて花火会議が始まった。つまり日にちとメンバーと持ち物を決めるわけだ。(そのためだけにどれほどの時間がかかったか/苦笑)
ようやく日が暮れた7時半ごろ、町内の子どもたちが集まってくる。最終的には中高生も混じって11人。それから様子見のお母さんたちがぽつぽつと。
うちから持ち出したのは水入りバケツと火種とネズミ花火の類。あとは皆で手持ち用の花火や線香花火を持ち寄って大騒ぎ。火を吹いてくるくる回る花火が一番人気だった。
一通り終わると、最後に線香花火。これはこれで、誰が一番長持ちするとか、火種の奪い合いとか、なかなか熱く盛り上がる。ただし、いっぺんに10本近く燃えることもあって、独特の煙くささにむせ返る子多数。
締めは打ち上げ花火。これは電線のないところでないと危ないので、休耕田まで行って打ち上げる。ところが、点火したとたんに筒が倒れ、中の星(火の玉)は30度の角度で飛び出し、20メートル近く飛んだ。着地先が休耕田の中でほっとした。これがもし、よその家の庭に入りでもしたらえらいことだ。
何とか無事に花火を終えたら、今度は子どもたち、弘法堂の扉にはりついたヤモリに夢中になっている。昼間はメダカやザリガニで夜はヤモリかい……。
こんな具合で、ひと足早く気分は夏休みなのだった。
明日は終業式。
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