忍者ブログ

びおら弾きの微妙にズレた日々

放任と放牧の間(子育ての話)

先日、息子の高校でPTA総会&講演会のセットがあったので出かけてきた。


この高校は毎年子育て関連の講演会を開くようで、昨年のテーマは「アンガーマネジメント」。怒りの感情をコントロールする術の話で、なかなか面白かった。今年は親子の距離感がテーマということで、やはり興味を覚えたので参加してみた。



講師は、企業や就活生向けに講座を開いているキャリアコンサルタント。多くの就活生やご自身の子育てを振り返りながら、「21世紀を生き抜く力」を持つ人間に育て上げるためのコツを語る。講座といいながら、ワークショップ形式を取り入れ「子育てのゴールについて隣の人と情報共有をして下さい。制限時間は1分間」といきなり振られたり、「母世代では考えられない就活生のありえない実態」の数々が披露されたり。下世話な話だが、こういう井戸端会議のネタ的な内容に母たちは弱く、とてもじゃないけれど睡魔が近寄るスキもない講演会だった。

内容的には、昔からよく言われている「思春期の子どもには手をかけず目をかけろ」にも通じる話だったが、子どもに手をかけ過ぎないことの難しさよ。親はどうしても子どもの行動を管理したくなる。子どもに任せるとどうしてもじれったくなるし(口出しした方が何かにつけ早い)、子どもに好かれたいし(最近は子離れできない母が増えているらしい)、事故でもあれば母親に責任が降りかかってくるし(世間の無言の圧力は思っている以上に強い)。

ではどうすればいいのか。

最後に示されたのが大変な妙案で、それは、親自身が自分の人生をしっかり生きること。
夢が持てないこと、持っていても叶えられないことを子どものせいにしてはいけない。親が自分のことで忙しくしていれば、自然と子どもに手をかけすぎる危険から遠ざかる。

という、自分にとっては大変都合の良いありがたいお話だった。

実際、働きに出たり仕事を持つことで「自分のことは自分で管理しなさいよ」と子どもらに任せなくては回っていかない状況ができていくからね。
まあ、自分の場合は趣味というかアレとかソレにかかりきりで、自然と子どもたちは自立したというか、ねぇ……(以下略)

PR
with Ajax Amazon