朝起きたら、外はどんより曇っている。このまま昼まで雨さえ降らなければ、運動会はつつがなく終わるはず。ところが、子供たちが出かける30分前になって小雨がぱらついてきた。さあ大変。雨天中止に備えて教科書も持って行かなくてはならないし、雨天決行に備えてウィンドブレーカーやタオルもいる。
子どもを送り出してから、やきもきしながら、携帯の学校連絡用サイトがあることを思い出し、アクセスしてみれば「本日の運動会は実施します。ただし、プログラムを早めて実施します」ということで親も雨具その他を用意してでかける。荷物は晴天時の2倍?
結局天気は振ったり止んだりの繰り返し。親は傘がさせるからいいが、子ども達、かなりぬれたんじゃないかな。
運動会そのものはどうだったかというと、うちの子どもたちは、受け取らなくてもいい親の遺伝子をしっかり受け継いで、徒競走では二人とも最後から2番目。踊りはちゃんとできるのになぁ。
上の娘は今年、組体操に挑戦した。運動会の花形、憧れの組体操。今年は3週間しか時間がなくて、毎日のようにしかも2時間体育の時間を作って練習していたらしい。彼女は高いところが苦手にもかかわらず体格が小さいので、上に乗ることが多いので、家では肩車をしてやって高いところに慣れる手伝いをしてやった(おかげで腰に来たかも)
騎馬戦でも騎手。最初はやはり恐かったみたいだが、今日はうまいこと逃げおおせて最後の個人戦まで生き残った。個人戦は、生き残った騎馬が1対1で勝負し、勝ち抜いてゆく方式で、最後に残った騎馬の帽子の色で紅白の決着がつく。娘は体の大きな6年生を相手に、引き分けと善戦した。その後、最後の1騎となった白が紅を3騎連続で負かして結局勝負を勝ち取った。いやはや、低学年の競技は「かわいい~」で終わってしまうが、高学年ともなると、力が入るというか、見ごたえがある。
今年は、いつもとちがう出し物があった。なんと近くの大学から中国人の留学生を呼んで、3年生がチベットのダンスを教えてもらい、披露したこと。それだけでなく、地元の盆踊りも同じく地元の人たちから習って披露。留学生たちは、最後の選抜リレーにも加わり、子供たちと本気で(?)勝負。ええ、もうすっかり学校の枠を越えて「地域で盛り上がろう」大会。
これで3週間あとには、本物の「町内対抗大運動会」があるのだ。
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