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びおら弾きの微妙にズレた日々

ブラ1で萌え

本日の「のだめカンタービレ」のことです。
ブラームスの交響曲第一番はもとから好きだけど、あんな風に演出されたらたまりません。のだめちゃんがびーびー泣く気持ちがよくわかります。
それに、ラスト部分の催眠術のシーンもよく出来てた。
来週はミルヒー復活だそうで。ふふふ♪
今回のコンサートのシーンはひょっとしてライブ? とか思っちゃうほど本番っぽいリアリティがあった。
黒木君のオーボエ協奏曲も非常に良かったけど、何よりブラームスがかっこいい!

「絶望から歓喜へ」はベートーベンの十八番(おはこ)だが、ブラームスの1番は完璧以上にその精神を受け継いでいるのがよくわかる。
一楽章の重苦しい序奏(ティンパニが一番美味しいところ)で始まり、4楽章はブラームスなりの歓喜の歌で終わっている。もちろん、歓喜のテーマはあの第九から拝借していて、それはもう有名な事実だけど。
で、これが一番目の交響曲なのだ。大胆にもベートーベンの終着点を出発点に据えたブラームスがどこへ向かうかというと、あの冷徹で悲愴な響きの4番なのだから、皮肉といえば皮肉かもしれない。それは時代の流れのせいというか、近代音楽はすでに音楽が分解してゆく予兆を抱え込んでいて、ブラームスはたぶん、それに抗いたかったのではないかと思う。でも、現在の私たちが「クラシック」と分類する音楽は、20世紀に入ってからどんどん空中分解して、ついには意味不明の現代音楽に化けてしまった。もちろん作曲者にとっては意味も理論付けもちゃんとあるけど、一般の人間には馴染めないものになって、その代わり一般人は自分たちの音楽としてロックやポップスを手にしたんじゃないだろうか。
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