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びおら弾きの微妙にズレた日々

生演奏はいいな

先週の土曜日、コンサートに行って来た。運良く招待券が手に入ったのだ。
愛知県芸術センターで催された、ベートーベンマラソンコンサート。
17日金曜日の晩から18日土曜日の夜にかけて、交響曲を1番から9番まで、オケを交替しながら演奏する。
聞きに行ったのは、15時45分から演奏される6番と7番のセット。
せっかくの招待券なので、一曲でも多く聴けたらそれに越したことはないが、時間的な問題もあって、来月演奏しなくてはならない6番をとりあえず押さえておくことにした。7番がお気に入りの曲であることはもちろんだ。
本当は続いて演奏される8番と9番の組み合わせも聞きたかったんだけど、夕刻になると家に帰って夕食の支度をしなくてはならないのが子持ち主婦のつらいところ。
でも、もし9番まで聞いたらぐったり疲れそう。何しろ、7番を聞き終わった時点で「お腹いっぱい」と感じたから。

会場受付で招待券を受け取り、席を確認したら、なんとS席。だが喜んだのはつかの間、2列目、舞台のすぐ下の席だとわかって、ちょっとがっくり。
こんな前では、バイオリンやチェロは手元の動きまでよく見えるが、金管も木管も見えやしない。
せっかく、ホルンが左にきてティンパニが中央に来る配置だったのに。

聞こえてくる音は、オケ全体が調和したひびきでなく、個々の楽器の音が生々しく聞こえる。特にホルンやフルートはすぐ側で聞いている見たいな音。(余分な雑音まで聞こえてしまったというのはここだけの話)
しかし弦楽器群は、すぐ側で聞いてもやはり絹織物みたいに艶やかな音だったので、さすがプロだと思った。それに弓使いがはっきり見えて勉強になる。
特にチェロ・バスの音が格好いい。低音がしっかり響くとそりゃもう素敵で。(>_<)

聞いていて思ったのは、プロはピアノやピアニッシモの音色が美しいということ。アマオケだとそうはいかない。そもそも音量が落ちないし、落ちたと思ったら弱々しい響きになるし。
音量の差をきちんと出せると、それだけで曲にメリハリがつくんだな。
特に、7番の2楽章、中・低弦で奏でられるあの有名な主題が、張りつめたピアノから始まって、途中でピアニッシモにすっと落ちたとき、背中がぞくりとした。そして驚いた。
「まだ音量が落とせるんだ!」

やっぱり、たまには演奏会に行って耳を肥やさなくては。
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