今年の3月、室内楽演奏会で惜しくも(?)玉砕したクィンテットが、懲りずに復活した。今日は選曲会議。
嬉しいことにチェロに団員が入ってくれたので、彼女もいっしょに、次回はウェーバーのクラリネット五重奏をやることになった。
ウェーバーはブラームスのようにはひねくれていないので、ずい分整然とした譜面。すごくほっとした。しかし、バイオリンの二人からはブーイングの嵐。
バイオリンの譜面までびおらそっくりだなんて、どうよ? メロディはたったの2小節だって。美味しいところはすべてクラリネットが持っていったとの噂。
それならば。
クラリネットぬきで、つまり普通のカルテットとして1曲華やかなもものをやろうという話になった。ベートーベンは地味だ、それ以降の作曲家(つまりロマン派以降)は合わせるのが難しい、モーツァルトはチェロが難しい(取りにくい音程が多く、しかもその音が決まらないと全体の音が悪くなる)、などなど、あーでもないこーでもないと曲を出し合い話し合った結果、決まったのは、
「ひばり」「交響曲の父」と呼ばれるハイドン大先生の弦楽四重奏曲。四重奏曲の中ではかなりの有名どころ。
ハイドンは、基本がしっかりできていないと難しいとの話を聞いているので、ドキドキ。しかも、これまでハイドンの曲は弾いたことがない。どんな感じなんだろう。楽譜が届くのが楽しみ。
どうでもいいことなんだけど、「ひばり」を「スカイラーク」と英語にしたとたん、安っぽく聞こえるのはなぜ?(笑)PR
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