祝祭管黄昏練習記ですが、だんだん残り回数が少なくなってきました。
今回は土日連続しての来団で、歌手・合唱団が入っての練習。遠方組はお泊り(&宴会込み)での参加で、FBに上がっている写真を見るといかにも楽しそう。いいなぁ。
歌手や合唱団を迎えての練習なので、練習箇所はそれぞれの絡みがある所をピックアップ。自分的には、合唱団と一緒になるのは初めてで、2幕3場の「ホイホー!」以降がとても楽しかった(譜面は相変わらず細かくて大変だが)。
「ホイホー!」というのは、ハーゲンが婚礼の準備のために家臣たちを呼び集める掛け声で、続くシーンはこれから宴会が始まるぞ!的な浮かれ気分や荒々しさに満ちあふれていて、さらにそれが修羅場への下準備だというおどろおどろしさがある凄いところ。だから浮かれれば浮かれるほど、次に来る大混乱、つまりブリュンヒルデによるジークフリートの糾弾との落差がはっきり出て面白い。
ただし、言うまでもなく難所の連続だから、本当に楽しみたいなら、これからがっつり譜面と格闘しないといけない。そもそも落ち着いて考えてみれば本番まであと2ヶ月切ってる! お尻に火がつく、というやつですな(汗)
ビオラパートは日曜日に初めて全員揃い、練習会場がホール舞台ということもあり、本番と同じ並び方で練習に望んだ。お隣のチェロパートに食い込んでいたりすぐ後ろにコンバスが陣取っていたりと、少々カオスな席だが、前がよく見える!(コレ重要)。それにパート内の後ろ半分の音が耳に入ってくるので、昨年よりはよほど弾きやす……ん?(まあ、色々な事故もよく聞こえますし自分もやらかしますので、あとは察して下さい)
これから2ヶ月、本気を出してさらわなくては。本番、ヴァルハラと一緒に燃え尽きても良いように。
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