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びおら弾きの微妙にズレた日々

のだめ演奏会本番(前)

23日、ついに本番到来。アマチュアは13時集合で13時45分からゲネプロ開始。「魔法使い~」は難しいところを確認したのち軽く通し、ボレロは最初と最後の部分をやっただけ。あとはカルメン幻想曲やアンコール曲をさらりと流して終わった。いくら本番前といはいえ、少々物足りない。実はボレロ、カウントが狂いそうで心配なところだらけ。
しかし、プロオケはこの三日間というもの、ほとんど会場に缶詰状態でリハーサルをしていたので、体力を無駄に消費するのは良くないんだろうな。特に管楽器は。だって、21日は10時半~18時、22日は14時~21時、そして23日は12時~というスケジュール。いくらお仕事だといっても、決して楽ではないと思う。

ゲネプロが早めに終わったため、本番開始まで二時間半ぐらい時間ができる。そのうち一時間は楽屋での個人練習にあて、残りはそのへんをぶらぶら。いっしょにびおらを弾くことになった、可児市のオーケストラの方をお茶に誘い、開場準備中のロビーでコーヒーを飲みつつ、オケ話。すると、同じ可児オケの人が集まってきてあっという間に取り囲まれスカウトされそうになった。びよらはどこのオケでも慢性人不足。

それからしばらくすると、臨時売店がオープン。そこでのだめの最新刊と娘用にピアノ初心者用の楽曲集を買った。

マングース
売店から離れてふっとロビーを見るとなんと!
マングースの着ぐるみ登場!
外で開場を待っているお客さんたちに手を振っている。
まさか生マングースに遭えるとは思わなかった。
思わず携帯のカメラでパチリ。


17時になり、いよいよ開演。アマチュアの出番は休憩後なので、それまではプロの見事な演奏を見物。前半の曲目は次の通り。

・グノー   バレエ音楽「ファウスト」より第1曲「ヌビア人の踊り」
・ジョリヴェ 打楽器とオーケストラのための協奏曲より、1、2、4楽章抜粋
・グノー   バレエ音楽「ファウスト」より第5曲「トロイの娘たち」
・ジョリヴェ バソンとオーケストラのための協奏曲より第2楽章
・ラヴェル  ピアノ協奏曲ト長調

 ソリストは、パーカッション:竹島悟史
       バソン: 小山清
       ピアノ:三輪郁

パーカッション協奏曲は完全に現代が入っていて、すごい曲だった。視覚的にもすごい。ドラムセットあり、ティンパニあり、グロッケンありで、見るだけでおなかいっぱい。「真澄ちゃん、よくこんなのを卒業試験に選んだよね」といっしょに見ていたクラリネット嬢が驚いていた。彼女は音大卒なので、現場をよく知っている。ちなみにずらりとならんだパーカッション、ほとんどがソリスト竹島さんの所有物だとか。プロは違うなぁ。

バソン協奏曲もかなり理解が難しい曲だった。でも面白い。クラリネット嬢によると、同じくジョリヴェのフルートコンチェルトは、吹く口の端からエクトプラズムが抜けてゆくような曲らしい。

ラベルのピアノコンチェルトもやっぱり現代音楽に両足突っ込んでいたけど、2楽章は恐ろしく美しい。その美しい音にのって、舞台のスクリーンには、のだめの名場面が映し出された。千秋が大川までのだめを迎えに行ったシーン。
ものすごく曲と似合っていた。

「ファウスト」はすごく弦の音が美しくて、あのプロオケの人たちの後ろに座って弾くというのが、どんなに大それたことか、今さらのように恐ろしくなってきた。だって、うっかり音を間違えたり、微妙な音程を出したりしたら、ハーモニーをにごしてしまう。

音楽に酔っているうちに休憩時間がやってきて、私たちはそそくさと楽屋に戻り、準備を始めるのだった……。
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