本日はオーケストラの練習。
予定外に本番指揮者が来ることになったが、付け焼刃すらあてがうこともできず、玉砕覚悟で出かけた。
実際は、練習が始まってまだ日が浅いという、こちらの状況を納得の上で来てもらったので、とりあえずはシベリウスのシンフォニーを通した。曲のつくりと雰囲気をつかむ練習……じゃないな、ほとんど譜読み。(事実、今日始めてⅠ楽章を合わせたよ、自分。自慢できることじゃないけど)
びおらは二人。この間と同じ、音大の女の子と私のみ。その他、バリバリに弾ける面々は外国へ出張中だったり、仕事が忙しくてこれなかったり。
音大生の子は、難しいパッセージは弾けても、ビオラとオケにあまり慣れていないので休符をきっちりカウントすることや、長い休みの後で思い切って入らなければいけない場所が苦手。(もちろん私だってそうだ) おまけにチェロはいなくて弾きにくいし、二人で譜面と格闘した。
いやもう、スリルと冒険に満ちた練習だった。4楽章で迷子になったときはもう復活できないかと思った。管楽器の音を頼りに、「ここだ、ここにこのフレーズが入るはずだ」と、清水の舞台から飛び下りるつもりで、えいっと入ったら、運良くビンゴだった。マジでこわかった。
早く余裕で弾けるようになって、曲の凄さを体感しながら弾きたいよ。
カッコいいフレーズはあくまでもカッコよく、美しいフレーズはうっとりと酔いながら。
にしても、疲れた……。昨日が本番で今日はバリバリ弾いて、右手も左手もかなりきてる。
昨夜は夜中に置きだして、3時間ばかり書き物をすすめてしまったし。
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