娘が、小学校の文集を持ち帰ってきた。一年に一度、全校生徒の文章を冊子に仕立てている。
クラスごとにテーマや書式を決めて書くようになっているらしく、まずそれで教師の思惑やクラスの雰囲気がわかる。
ちなみに、一年坊主の息子の場合は
→テーマ「おすすめの遊び」
形式「ぼく/わたしのおすすめのあそびは、なんといっても○○です。それは……だからです」
子どもたちは、○○の部分と……の部分に、好きな言葉や説明を入れる。文作りがまだ難しい1年生にとっては、こうやって型をもらえると、楽に書けるし、先生にとっては見栄えがよくなるという利点があるんだろうな。
そして、もう少し成長して、型どおりに書いていてはどうしても自分の言いたいことが言えない、それに気づくこともまた大切。
4年生の姉の方は
→テーマ「私の好きなこと(たぶん)」
形式 自由詩
一応、詩なので、少ない言葉でまとめようとしているのがわかる。その分、シンプルな表現が光っているものが多い。
娘の隣のクラスは、詩の中に「まるで~のようだ」という表現を入れる取り決めをしてあるらしく、みんなこぞって「まるで宇宙のようだ」とか「まるで踊っているようだ」など、頑張って比喩表現にチャレンジしている。私的に一番気に入ったのは、枯葉を「まるでおせんべいのようだ」と例えた女の子。決してきれいとは言えない枯葉に目をつけるところ、それをごく身近な食べ物に例えてみせるセンスが楽しい。
そのほか、5年生と6年生は短歌に挑戦。修学旅行や万博の思い出を扱ったものが多い。また、4年生で哲学している子もいれば、6年生で非常に素朴な歌を詠んでいる子もいて、なかなか面白かった。
この中から、ネタ拾えないかなー。
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