先日の土曜日はオーケストラの練習より何より、フルートカルテットの合わせが一番の優先事項。
どのくらい優先したかというと、その前の一週間は、オケの曲はさらわず、モーツァルトのフルートカルテットばかり弾いていた。おかげでNフィルの分奏ではボロボロだったという話も(汗)
まあとにかく、Nフィルに引っ越して初めて組んだカルテット、手応えはどうだったかというと、じんわり楽しい。初めての合わせにもかかわらず、意外なほど息が合った。
メンバーは、音大卒の人みたいにバリバリ弾けるわけではないけれども、アンサンブルのツボを心得ている人たちで、それにカルテットのリーダーさんが楽譜と一緒に音源を配ってくれたのも大きかったんじゃないかな。
先日弾いたのは、モーツァルトのフルートカルテット第一番ニ長調だったんだけど、フタを開けてみればビオラが大活躍する曲で(特に3楽章)、もう嬉しくて、指が回りきらないのに張り切って弾いちゃいました。モーツァルト先生、ありがとう。
弾きながら、自分の音が他の楽器と絡み合ったり離れたりする様を聞き、リズムの動きを感じるのはとても楽しい作業だった。合奏と違って、自分の音が曲をコントロールする瞬間もあるし、他の楽器をとても近くに感じる。実際近くに座っているわけだけど、合奏でたまたま隣同士に座るのとはまったく感覚が違う。
カルテットの後にオケの分奏をやったら、これまでと曲の感じ方が変わっているのを発見。例え弾けなくても、他のパートに意識を飛ばせるようになったかも。
Kフィルを抜けた時に、もう室内楽はできないかもと思っていたけれど、またできて嬉しいよ。
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COMMENT
カルテット再び♪
フルート・カルテットって以外に大変ですが、
私も大好きな曲です。近くにすんでいたら聞きにいくところです。
Re:カルテット再び♪
>私も大好きな曲です。近くにすんでいたら聞きにいくところです。
本当に弾いていて楽しい曲でした。「聞きに」なんて言わず「弾きに」来てくださいませ♪