今日は土曜日だが、ブラームスのクラリネット五重奏の合わせに行ってきた。オーケストラ活動の一つではあるが、練習は有志が自分たちで勝手にスケジュールを組んでやるので、平日の夜とか、日曜の朝なんかになることもある。
正月休みに半泣きでさらって以来、曲は一ヶ月以上も放りっぱなし。一週間前になって不安にかられつつ楽譜を広げたら、案外覚えていてほっとした。
今日はなんと、チェロもいる。(最初に頼んだ人が敵前逃亡してしまい、至急代わりのチェロ弾きを探す羽目になったという。冷や汗もの)全員そろったのは初めてかも。本日の練習目標は「途中で赤信号になっても突っ走って最後までたどりつけるようにする」(笑)
いえ、笑い事じゃないです。モーツァルトならずれたとき、何かおかしいと感じることができるけれど、ブラームスは楽譜どおりに弾いてさえ、どこかずれた感覚があるので、他の楽器とかみ合わなくても自覚症状がほとんどない。で、いったん落ちると再起不能に陥ることも少なくない。
ということで、数少ない合わせどころやガイドを覚えて、途中で事故があっても止まらないようにするというのが第一の課題。
で、何度も通した結果、何とか最後まで通り、それらしく聞こえるようになった。すごいぞ私たち!(苦笑) もちろん、音大生が二人入っているせいもあるけど。
休憩中に本番衣装の話になった。5人いるので、最初は○○レンジャーを想定していたらしいけど、衣裳製作係(クラりネット吹き)が多忙のためその案は没。いっそ定演みたいに白または黒ブラウスにしようか、それはつまらないなどと意見が飛び交い、最終的には「各自、ブラームスらしいと感じるイメージの衣装を着用のこと」となった。
しかし、ブラームスらしい色って? 一番意見が多かったのは、原色に黒を少しばかり混ぜた色(絵筆を洗ったバケツの色という言い方も…)。それも、赤を暗くした色だそうで。うん、わかるなあ。でも手持ちの服にはそんな色ないぞ。
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