忍者ブログ

びおら弾きの微妙にズレた日々

マエストロ来団

「嘆きの歌」練習記 その6


いよいよ、本番指揮を振るマエストロの登場となった。
どんな方かとドキドキしながら迎えた練習だったけれども、今日は様子見といった感じで、思っていたよりあっさり終わってしまった。
「あっさり」と今書いたけれども、「嘆きの歌」全三部と「葬礼」、それに「花の章」とこなすと、疲労感ハンパない。家に帰って台所に立ち「これから夕食つくるのかー、マジでー?」と倒れそうになったのはここだけの……。(ところがあら不思議、いざ作り始めると調理プロトコルを内蔵した身体は勝手に動き始め、ぼーっと考え事をしているうちに夕食は出来上がってしまうのでした)



マエストロの棒はわかりやすい。
打点が見やすいとか指示がわかりやすいというのはもちろんあるけれども、それならこれまでに見ていただいたトレーナーもわかりやすかった(というか、涙が出るくらいありがたかった)。
でもマエストロの棒には、「嘆きの歌」全体の見通しが立っているからこそのわかりやすさがあって、以前、迷子の元凶となっていた、2つ振りと4つ振りの切り替えもびっくりするくらい自然についてゆけた。
「今日、はじめて迷わずに最後までついていけた! 曲のつくりがわかった!ヽ(^o^)丿ヒャッハー」というプレイヤーはきっと私だけではないはず(笑)

また、合間に挟まるトークも大変興味深くて、マーラーが天才である所以について語られたときは深々と頷いてしまったのだった。思うのだけど、マーラー独自の管弦楽法や音楽的センス、あれはどこから生まれているのだろう。あくまでも勘だけど、彼が生まれたボヘミア地方(現在はチェコ領)に秘密があるような気もする。

PR
with Ajax Amazon