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びおら弾きの微妙にズレた日々

ラインの乙女たちに遊ばれてきました

愛知祝祭管弦楽団「ラインの黄金」シーズンが始まった。来年の9月に向けてじっくり曲に向き合ってゆく。

譜読みは10月だったが、その時は某締切と戦っている最中だったのでお休みして、11月から参戦。昨日の練習が自分的には譜読みだった。文字通り、ほぼ初めて楽譜に目を通す状態……orz
(もちろん、一通りスコアを見ながら曲は聞いてきたし、小節番号や練習番号も数々の数え間違いと戦いながら、きっちりつけてきた)

トレーナーさんの棒と指示はいつものようにわかり易く明晰で、拍子やテンポがくるくる変わる譜面にもかかわらず、ほとんど道に迷うことなく最後までたどりつけたし、よく理解できてない箇所があれば、すぐにチェックが入りきちんと解きほぐしてもらえる。ほんとに素晴らしい。
さらに「ここはラインの乙女たちがアルベリヒをからかっているところ」「ここは慎重派の乙女が意見を言うところだからマイナーコードになる」など、情景の説明がピンポイントではまっていて、これも楽しい。歌劇を(抜粋版や演奏会用バージョンでなく)まるごとやるのだから、オケの立ち位置は完全に劇伴で、しかも「トムとジェリー」の劇伴のように登場人物の心理や情景を説明する役目を持っていて、これは普通のシンフォニーでは味わえない面白い体験だと思う。

みっちり朝から夕方まで練習したにもかかわらず、今日はさほど疲れてない。練習そのものがストレスの少ないものだったせいもあるし、一番の原因は相当部分を弾くフリでやりすごしたせいだと思われる(汗)。
忙しかったとか、もう一つのオケでマーラーのシンフォニーに取り組んでいる最中で余裕がないとか、言い訳はいくらでもあるが、ワーグナー相手に初見大会をしてしまったのは、ちと無謀だった。
ただし、後ろの席の見学の人は初見でゴウゴウ弾いていたので、やはり日頃の鍛えてなさが露呈した感ありあり。
(「ラインの黄金」スコアと、寺山修司による日本語訳です。
  どちらも、アーサー・ラッカムによる乙女たちの絵が使われています)



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