本日(本当は日付が変わってしまったけれど)ファミリーコンサートのリハーサル。
本番で使う森のホールにて、本番通りMC入り、指揮者体験入りで流してみる。ファミリーコンサートは曲目が多いので、管楽器の出入りが多く、MCは単なる解説ではなく、その間を持たせる役割もある。
指揮者コーナーでは、曲のどこの部分を体験用に使うかチェック。できれば崩れにくい曲を選んでくれるといいなと思いつつ、でもぐちゃぐちゃになった方が面白いかも。
イスの並べ方とか、諸々の手順とか、普段のコンサートより流れが複雑なので、運営委員やステージマネージャーは大変そう。本当にご苦労様です。
明日はお客さんにとっても、演奏者にとっても「楽しい音楽の時間」になるといいなぁ。
演奏予定曲目
「運命」より第1楽章冒頭
ワルツィング・キャット
トルコ行進曲
トランペット吹きの休日
ピチカートポルカ
威風堂々第一番
組曲「惑星」より〈木星〉
(休憩・指揮者体験コーナー)
スターウォーズのテーマ
モーツァルト・交響曲第40番より第1楽章
チャイコフスキー・交響曲第6番「悲愴」より第3楽章
交響詩「我が祖国」より〈モルダウ〉
(アンコール)
それにしても、今回の指揮者は最後まであまり細かい指導がなかった。それほどできのいいオケでもないし、自分の耳でも弦同士がかなりズレているのがわかるのに、弦を捕まえて徹底的に合わせさせるとか、徹底した練習はなかった気がする。
曲全体をまず通して、それから気になる部分を少しずつ取り出しては修正するというスタイルで、しかも1曲にかけられる時間が少ないので、どれもあっさりした練習しかできなかった。本当はそれぞれの曲の本質的な魅力を引き出す、あるいは気づかせるような練習を期待していたのだけど、もしかするとアマチュア相手にそれはムリだと見限られているのかもしれない。
あとは、練習のたびに曲の速さが変わるので、ついていくのが結構大変。普段の練習では「今日は早かったねぇ」とささやき合う程度ですむのだが、本番のテンポが読めないというのが一番恐い。きっとその場の空気とかノリとかオケの調子を総合して決まるのだろうけど、願わくば悲愴とモルダウのテンポが速過ぎませんように。
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