地元のS市オーケストラの定期演奏会があったので、いそいそと聴きに出かけた。幸い(?)ダンナは自治会の仕事があって夕方まで帰ってこないので、中学生と小学生をひきつれての鑑賞となった。
曲目は次の通り。
チャイコフスキー 歌劇「エフゲニー・オネーギン」より「ワルツ」「ポロネーズ」
ビゼー 「アルルの女」第一組曲
ドボルザーク 交響曲第8番
あ、でも折りたたんだ先は曲の感想ではありません。毒入ってます。
じつは、現在休団中の某オケより通いやすくて雰囲気のいいアマオケはないかとリクルート活動中だったりする。
S市のオーケストラは昨年見学をしたものの、本番を聞くのは初めて。アルルの女とドボ8は弾いたことがあるので、オケのレベルを知るにはちょうどよい機会。
(ついでにS市の文化レベルというか、質を知るよい機会にもなったのだ……。_| ̄|○ )
単刀直入に言えば、弦の音は悪くないけど、管楽器がちょっとアレだった。(特にホルン、こけまくり)
あとはどうも全体的に音色に色気が足りないというか、とりあえず楽譜どおりに出してます、という音が耳について残念。しょせんアマオケだから、という問題ではないように思う。
あとは客層の悪さに参った参った。
楽章の切れ目で拍手が起きるのは苦笑いで済むとして、曲の途中で平気で出入りするし、大きな咳が何度も聞こえるし、大人しく座っていられるはずのない小さな子どもは多いし。(ガラス越しに舞台が見れる母子室があるにもかかわらず)
何より、他のアマオケに比べて観客数がかなり少ない(T_T)
S市の土地柄、もともと実用性の低い芸術には関心が薄いのだが、それがまともに出ているような。
(もちろんS市ならではの暮らしやすさは多々ある。が、人間に得手不得手があるように、都市にもそういうものがあるのだ)
うーん、やっぱり古巣は離れられそうにないのかなぁ。(もちろん、あそこはあそこで問題山積み。てゆうか、今後の存続は大丈夫なのか?って状況で、だからこそ帰らなくちゃいけないとはわかっているのだが/涙)PR
COMMENT
偵察
お気づきになられましたか?
その人の話によれば、弦と管のノリがなんか違う、とのことでしたが、いかがでしたか?
Re:偵察
それはすなわち、私の後輩ですね?
客席にいた時は気づかなかったので、あわててパンフレットを引っ張り出しました。目を皿のようにして出演者リストをチェックしましたとも……。
見つけました、コントラバスですねっ(違っていたらかなりショック)もしかすると2プルの表で弾いていた眼鏡姿の彼だったのかしら。
>その人の話によれば、弦と管のノリがなんか違う、とのことでしたが、いかがでしたか?
確かに違います。それは客席にいてもはっきりとわかりました。管のテンションが微妙に低いんですよ~。だから弦と管のかけ合いのとき、管が応えてくれなくて歯がゆいのなんのって。いい管トレがいないのかなあと余計なことを考えてしまいました。(弦楽器は良い指導者がいるという噂です)
偵察
そうです。先日久しぶりに(多分十年ぶりぐらい)会いまして、思わず「大きくなったね」と言ってしまいましたが。
Re:偵察
いえね、舞台の上で妙に存在感があったのですよ。なるほど、大きくなりましたか (#^.^#)