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びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   

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前日リハーサル

今年もやって来ました、第九前夜。
夜の6時から9時まで、本番指揮者を迎えてのリハーサル。
合唱団やソリストもいっしょ。

今年の指揮者は、Alexander Drcarというドイツ出身の方だった。頭の光り具合がとてもチャーミングだけど、曲作りはむしろ手堅く、楽譜通りのリタルダンドを要求し(つまり最低限のリタルダンドしかかけない)、音符の長さも伸ばしすぎを嫌う。"Not too long!" と何度言われたことか。また、二楽章のスケルツォは、ひたすら「マルカート」の指示。つまり、一つ一つの音をはっきりと固い響きで演奏しろということだ。
結果として、余分なテンポのゆるみがいっさいなく、それでいてテンポが切り替わるところは、きちんと一呼吸おいて振り直すので、きりりと引き締まった演奏になった。
ところが、速い。
基本的なテンポがどの楽章も速い。これまで弾いたなかで、恐らく最速の第九だろう。
おかげで、弾けるはずのところを外しまくり。メトロノーム5目盛り分でいいから、もう少しゆっくり振ってくれたらどんなにか楽だっただろう。

あと、ちょっと困ったのが、舞台では1stバイオリンの音があまり聞こえないこと。
合唱団を乗せるため、その分オケは前に張り出し、客席の最前部を取り外して舞台を継ぎ足してある。そのせいか、音がこっちに届いてこない。
1stを聞いて入らなくてはいけないところなど、ちょっと苦労した。幸いコンマスが身振りの大きい人なので、見ればだいたいわかるけど。

そうだ、今年はバス歌手がよかったな。最初の独唱なんか、聞きほれてしまい、自分の出番を忘れそうになったほど。
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