オケの有志による新年会は、別名「弾き初め大会」だった。
おのおの楽器と楽譜を持って集まり、足りないパートはビアノで補い、カルテットにクィンテットなど弾き放題。疲れた頃には、自家製ベーコンやハムの振る舞いがあって、それが美味しいのなんのって。というか、ご馳走を食べるためには最低1曲弾かなくてはならないらしい。
お邪魔したお宅は山にほど近い住宅地。大きなログハウス風のつくりで、中が広いの広くないのってもう、リビングには大きな薪ストーブがあり、グランドピアノとアップライトピアノが置いてあるのに狭くない。大きな窓からは裏の雑木林がよく見える。防音対策がしっかりできていて、一歩外に出ると、中でカルテット演奏中だなんてまるでわからない。
3月に室内楽演奏会で弾く予定のブラームスクラリネット五重奏は、当然しっかりと(といってもどこでどの楽器が鳴っているのが正しいのかを確認するレベル)練習したけど、その他にモーツァルトのフルートカルテット(四重奏)を数曲、アイネクライネ、チャイコフスキーの弦楽四重奏曲第一番の2楽章とか、盛りだくさんで、なかなか楽しい新年会となった。
で、非常事態は切り抜けたのかって? ふたを開けてみれば、皆さん(除く:音大生)同じくらいのレベルだったかも。クラリネットは代吹きさんだったし、チェロがいなかったので、代わりにピアノで弾いてもらったし。
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