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びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   

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気のせいか白髪が増えたような

先週の土日は、お祭りだった。オーケストラの練習三昧という意味で。

土曜日が珍しく午後から夜にかけて、7時間みっちり練習。(もちろん夕食休憩はあります)
日曜日は朝から午後にかけて、5時間みっちり練習+居残り弦分奏40分。(昼食休憩ぬきで)

私は土曜日の練習は、用事(↓の記事で書いた高校見学)のため遅刻して、3時からの参加だったけど、フルで練習に参加された皆様は本当にお疲れ様です。
これだけ連続でがしがし弾いたのって、学生時代の強化練習以来だ。

(ここから下は愚痴です。避けたい人は避けて下さい)
















身体もアレだったけど、精神的にきつかった。日曜日の弦分奏なんて、合奏でよれよれになった後だったので「いったい何の罰ゲーム?」状態だった。
まあ普段の練習が、毎週あるとはいえ夜枠の2〜3時間だけなので、心身ともに鈍っていたことも否定できないけどね。

さて、ここから本題。

今回の定演の曲は、仕上がりが異様に遅い(気がする)んだけど、どうしてだろう。
ブラームスはともかく、シベリウスの5番がね、演奏会3週間前の時点で数え間違いのミスが多い(全体的にミスは多発しているが管楽器は間違えると悪目立ちする)。もともと難しい曲であるのだけど、それならそれでもう少し早く対処法を考えて実施するとかできなかったんだろうか、と思う。正直、一人で練習しても手に負えないので、安易に「個人練習が足りないから」で片付けられないと思う。
(個人練習以前に、合奏に出てこないという問題もあるが、それは私がどうこう言えることじゃないのでパス)

あとは、選曲に難があったのではないか、団の実態やレベルに合わなさすぎる曲を選んでしまったという可能性。いや、難しくても「どうしてもこの曲をやってみたい!」という熱意があれば可だと思う。
でも、今の状態だと「やらされてる」感が強い? 

ちなみに、誰がどうやって演奏会の曲目を決めているのかというと、「技術委員会で話し合って決めている」らしい。それ以上の詳しいことは、平の団員にはわからない。(それにわかったとしても口をはさむ余地はないに違いない)
ある日「これが次の定演の曲です」といって、楽譜が渡されて、それで次の演奏曲を知る、というのが実態。
私の場合はどんな曲が来ても喜んで受けて立つことにしているので、たいていは嬉々として、ときには戦々恐々としながら次の曲の練習にとりかかるのだけど、自分たちのあずかり知らぬところで勝手に演奏曲が決まるのって、団全体のやる気的にどうなんだろうって思う。
同じ曲をやるにしても、ある日突然配られた曲と、団員全体で意見を出して、それをもとに技術委員会で話し合った結果決まりましたって曲とでは、モチベーションが全然違うはずなんだけどな。
ただし、後者の決め方は前者に比べて5倍ぐらい面倒だと思う。

もっとも、曲の決め方がどんな経緯であれ、最初は「なんじゃこりゃ?」だった曲が、練習するにつれて魅力に取り憑かれる、というケースも大いにアリなので、そうすると、魅力を知っている演奏者が知らない演奏者に対して啓蒙するという作業が必要になってくるわけで、今、足りないのはそれかな。今演奏している曲をより深く知ろうとする努力。

え? まずあんたがやれって? はい、そうですね。
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No Title

  • by HOIHO
  • 2010/11/13(Sat)17:28
  • Edit
こんにちは。
ハイレベルな目標を自ら望むのではなく、与えられると、「ついていけない」って空気になるのは、どんな種類のものにもありますよね。

水泳もそう。
辛い練習では、根を上げる人が続出。

水泳の場合、個人競技なので、勝手に投げ出して抜けることも構わないけど、オケはそういかないのが、大変でしょうし、だからこそ乗り越えたときの喜びも格別なのだと思います。
大変と思う反面、羨ましいなと思う側面もあります。

いろいろ課題がたくさんと思います。でも、根拠はなくとも何とかなると思うのです、みなさん好きな音楽をしてるんでしょうし。良い演奏会にしたいという気持ちは共通でしょうし。

良い演奏会になりますよう。
では

Re:No Title

  • by O-bake
  • 2010/11/14 00:50
何事につけ、上達するためには相当の労力を払わなくてはなりませんよね。それだけに上手くなったときの喜びはひとしおです。

他種類の団体と比べたことはありませんが、オーケストラっていうのは、奇人変人とまでは言いませんが、概してクセの強い人間が多いですし、どの団でも程度の差はあれ、ドロドロした人間関係を抱えています。けれども、普段は互いに違う方向を見ている人同士が、演奏という一面においてふだんのしがらみを忘れ、互いに協力し合い、大きなまとまりとなる瞬間があります。たっぷり練習をして譜面通りに弾けるようになりました、だけでは至らない瞬間です。曲に対する理解と愛情がないと発動しません。

>いろいろ課題がたくさんと思います。でも、根拠はなくとも何とかなると思うのです、みなさん好きな音楽をしてるんでしょうし。良い演奏会にしたいという気持ちは共通でしょうし。

ありがとうございます。(T.T)
確かにみんな好きでやっているハズですが、時々義務感で演奏するようになってたりして。

>良い演奏会になりますよう。
はい、あと一週間、ラストスパートをかけます!

お疲れ様です

  • by zunco
  • 2010/11/13(Sat)22:13
  • Edit
学生の時に長時間の練習を体験していても、この年になると体力の低下もあり、その頃のようにはいかないですよね。いくら途中に長い休憩が入っても、もう最後の方はへろへろです。

Re:お疲れ様です

  • by O-bake
  • 2010/11/14 00:56
あら、zuncoさんも そんな年なんですね。
使い切ってしまった精神力は、復活まで少し時間がかかりますから、最後の最後のあたりは力が入らなくなります。ランニングとかで鍛えると効くかもしれません。

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