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びおら弾きの微妙にズレた日々

演奏会前夜

あっという間に第九演奏会が近づいて来て、本日は前日リハーサル。
例によってほとんど練習に出られなかったという愚痴はさておき、合唱やソリストが入ると雰囲気満点になる。
今回の合唱は、指導者の先生の手腕のおかげだと思うけれど、なかなか良い感じに仕上がっていて、おそらくお客様は満足して帰られるだろうなと予想できる。(あくまで予想ですから。保証ではありませんから)

肝心のオーケストラはというと、それなりに練習の成果は出ているみたいで何より。細かいことを言えばキリはないし、アンサンブル力はそう簡単に身につくものではないからね。でも心してまわりの音を聞くようにするだけで音楽のまとまり方は随分違ってくると思う。指使い等の演奏テクニックとは違う方面のテクニックだね。とりあえずお互い聞き合っているのがわかるだけで、出す音は自然とその場にふさわしいものになるはず。
ところで、いつも本番前になると思うのだけど、このオケは直前になるにしたがって練習を追い込むのではなく、雰囲気を盛り上げる方に走る。もちろん宣伝活動はどんどんするべきだし、気分も盛り上がったほうがいいに決まっているけど、それに加えて熱いノリで足りない基本的技術をカバーしようとしている印象がある。
音楽に気力は大事なのは言うまでもない。ただ……やっぱり……どうしても思うんだよね。地道に基礎力(要するに音程とリズムと聞く力)つけないと、雰囲気だけの張りぼてな音楽になってしまうよと。基礎力があれば指揮者の要求にもすぐ応えられるし表現の幅は広がるし、フラストレーションもたまらないし、音楽がもっと楽しくなると思うんだけどねぇ。
今日の練習で指揮者の先生がおっしゃっていたように、高級なご馳走を早食い競争みたいなノリで食しては非常にもったいないのだ。しかし味わうにも修練が必要なのがクラシックの世界。


明日はベトベン御大が降臨しますように。
もちろんシューベルト先生、貴方のことも決して忘れていません。みんな多大な緊張感をもって「未完成」に望むと思われます(tuttiの回数が少なくて不安を感じている人多数につき)。



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