昨日は、珍しく二週続けての練習。もともとの予定では、娘のイベントがあったのでお休みするつもりだったが、イベントを済ませてからダンナに子どもたちをまかせ、強引に練習場へ足を伸ばした。この時期になると、エキストラさんが顔を出し始めるので、あまりサボるのは良くないかと。
この日も、前回とメンバーの入れ替わりはあるにしても、びおらは3プルート、つまり6人そろった。人数が増えるとそれだけでほっとする。
今回はトレーナーによる練習だったので、テンポや抑揚のつけ方で「あれ?」と感じる場面が多々あったが、それはそれとして対応できるようになっている自分が嬉しかった。
しかし。
トップが落ちるとみんな落ちる。
実際には、誰かがちゃんと弾いていて、どうにかこうにかつながっていくのだけど、でも音がへなちょこになるので、指揮振っている人にはバレバレだ。
ベートーベンやモーツァルトといった、比較的古典的な作りの曲は、きちんとカウントさえすれば入れるし、間違うと「どこか違う!」とすぐにわかるが、シベリウスの2番はそうはいかなくて、例え正確にカウントしていたとしても、もともとがすごく変な場所で入ったり、休符の数が不規則だったり、曲のテンポ自体がくるくる変わるものだから、勇気と緊張感を必要とする場面が多々ある。
そこでトップがひるむと、それが後ろにも伝わってしまうんだな。後ろの面々の方が曲に慣れていない分、余計に恐いわけだし。
管楽器が走ろうが、バイオリンが混乱しようが、チェロが落ちようが、淡々とカウント通りに曲を進めていく胆力がびおらのトップには必要かもしれない。
さてさて、練習はあと三回。本番は9月17日。
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COMMENT
トップは大変
木曜のアンサンブルは指揮なしなので自分で振り出すことが多いのです。経験はあるのでやった事の無い人よりは楽に合図は出せるのですが、慣れていてもやっぱりトップというのは負担です。できれば背後でおとなしく吹いていたい。
先日初対面の方々と合わせた時に、上手い方の振り出し方がとてもわかりやすかったのですごいなと思いました。
照れとか気後れとかはズレに繋がります。指揮者のいるオケでも同じなんだろうなと拝読して思いました。
頑張ってくださいまし♪
Re:振りすぎて自分だけずれてしまうことも
オケでは人数が多い分、まずはパートやセクションごとのリーダーに合わせなくてはいけません。さらに指揮者やコンマスも見て、と、演奏の最中はなかなか忙しく、楽譜通りに弾ければそれでOK、にはなりません。それでも、後ろは気楽です。基本的に前と同じ動きをしていればいいわけですから。
管楽器は呼吸が合わなくては当然音も合わないわけですが、弦楽器も同じことです。むしろ、意識してブレスをとらないと、どうしても音の入りが合わないのです。
これがプロのオケになると、指揮者のもと、一糸乱れぬ演奏をするわけですから凄いですよね。
それとは逆に、人数の少ないアンサンブルで指揮者ナシの演奏は、演奏者同士のコンタクトが一層重要になると思うのですが、それもなかなか楽しそうだなと思います。