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びおら弾きの微妙にズレた日々

風邪にやられました(指輪の呪いではありません)

別名「鬼の霍乱」とも言いますが。
本日、2回めの指揮者来団日。

1月は諸般の事情でまったく練習に出られなかったラインゴールド、2月の指揮者来団日は少なくとも落ちないように弾けるようにしなくてはと、スコアにすべて練習番号と小節番号をふり、ビオラの段にはマーカーをぬったりして多少なりとも予習した。
ところが2月の2週目に入ってからどうも体調がおかしい。◯◯は風邪をひかないとは言うが、この冬の風邪は非常に感染力が強いらしく、喉がなんとなく痛いと思っていたら、喉を通り越し、鼻にきて、眼の奥と耳の奥が腫れた。仕事を休むわけにはいかないので、家事以外の時間は寝倒して養生し、練習当日にはなんとか出席できるレベルまで復活。しかし、娘さんが倒れた_| ̄|○

というわけで、看病のため早退。

でも練習記は書くよ。
本日の午前中は第4幕と3幕を中心に練習。これまで本当にわけがわからなかったのが、マエストロの解説で少しずつ音と場面が結びついてゆき、それぞれの音にどんな意味が割り振られているかが明らかになってゆく。そして奏者が小人族に成り代わってギャアと叫ぶシーン追加。どんな効果が出るかは本番でのお楽しみ。

マエストロの練習でいつもスゴイなあ、他の指揮者とは違うなあと思うところがあるのでひとつ紹介。
ラインゴールドは、細かい音符が非常に多い。やたらに音符数の多い前打音もあるし、きちんと記譜されているけれど、効果としては前打音に近いものなど、たくさんある。一例がコレ。

(クリックすると拡大できます)

真ん中の段、8分音符の前に細かい音がついてるが、最初は6連符、次は5連符、その次は4連となっている。たいていは「どうせ違いは聞こえないから、それらしく弾けていればいいよ」とやり過ごされることが多いパターン。
しかし、マエストロははっきり言われた。「6連、5連、4連の違いがはっきりわかるように」と。似たような例で、めまぐるしく和音が変わる場所も容赦無い。必ず変化がわかるようにと指示される。音楽というのは、細かい作業をきちんと積み重ねることで正しい効果が生み出されるのだなあ、手を抜いたらアカンと思い知らされるのだった。
実際、めんどくさいワーグナーの譜面で細かい所をきちんと弾くという作業は、かなりレベルの高い要求に思われるのだが、マエストロに解説してもらうと、どんな難所もそんなに難しくない気がしてくるから不思議。

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