忍者ブログ

びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

首が回らないかも。いろんな意味で。

今のホームオケであるNフィルで、約2年ぶり?くらいにに団内演奏会が復活した。有志が集まって好き勝手にアンサンブルをやる。せっかくだからホールを借りて発表会形式にしよう、という無差別級バトルみたいな発表会だ。

最近アンサンブルが恋しくなっていたので、誘われるまま、ほいほいあちこちに顔を出していたら、結構ひどいことになっていた。数えてみれば、4つの団体に参加してた。本番はたぶん半分くらいステージの上。

いったい何に出たかといえば。

その1
「カルテット+びよら」という、ある意味怖い編成の弦楽五重奏で、ブラームスの弦楽五重奏曲第一番。私はプラスアルファのびよら、すなわち2ndびよらとして出演。
このグループが自分的には大本命。だってブラームスですから。アンサンブル的にかなり難しいので、何度もメンバーが集まって練習した。ところが、5人揃ったことは2度しかなく、そのうちの1回が本番…orz。 皆さん忙しいですから(泣)
で、ステージ上のリハーサルはなく、いきなり本番で、最初はそれでも何とかなるかと思ってたのだけど、実際にホールの舞台にたった5人で乗ってみると、音が全然鳴らなくてびっくり。頼りになったのは真ん中にいたチェロだった。すぐ隣で引いている1stビオラの音ですら遠い。ななめ向かいにいる1stバイオリンはもっと遠い(涙)。基本スペックが高いこの二人の音がそうだったんだから、自分の音はもっと悲惨だっただろうなぁ。
……リベンジしたい曲がまた増えてしまった。


その2
ごくごく小さな編成で、モーツァルトのピアノ協奏曲23番より、第2楽章、そしてシューマンのトロイメライを。ピアノを弾くのは、Nフィルが誇るパーカッショニストのお姉さま。もともとはピアノ専攻だったそうで、情感たっぷりのモーツァルト&トロイメライだった。ピアノ初心者としてもまた、「ピアノで歌うってああやってひくんだなぁ」とチェックのしどころがいっぱい。
ピアノはよかったけど、弦楽器がやはり遠慮しすぎ。普段の練習で「いかに目立たないか」に気を配ってばかりいるからかな。うまく自己主張するには、それ用の練習がいるのかもしれない。

その3
びおらーずによる、バッハの「主よ人の望みの喜びよ」。びおら4部バージョン。大きな声では言えないが、びおらのパート練習に出れなくて、当日本番前の練習が初合わせだったという恐ろしさ。
全然難しい譜面じゃないし、練習の時はそれなりに通って安心したのだが……。実際本番で休みを数え間違えました。ごめんなさい。ここで懺悔します。


その4
弦セクション(有志のみ)による弦楽合奏で、ホルストのセントポール組曲より、第1曲と第4曲を。これはアイリッシュな旋律がいっぱい。演奏法もそれっぽいのが求められていて、弾いててとても楽しい。「バイオリン」ではなく「フィドル」ですのよ、奥様。
これはノリと勢いが勝負? たまたま一緒にプルートを組んだ相手がイギリス人のおじさまで、二人してゴキゲンで弾いてたような。

こんな具合で、自分の時はたいてい冷や汗ものだけど、人の発表を聞くときはのんびりリラックス。少々事故があろうが、とにかく何かに挑戦して頑張っている姿を見るとほっこりする。



おまけ
団内演奏会のあとは、通常練習ということで、ラフマニノフ2番の3と4楽章。休憩を挟んでプロコフィエフの古典交響曲。
この1週間、団内演奏会の練習しかしてないし、その前はピアノの練習でひいひい言ってたし、……とにかくさらってないので、撃沈されたまま浮上できなかった… orz
次回の練習はミカリン先生なのだが、仕事が休めない。ので、今月中にはまともに弾けるようにするペースで、ぼちぼちさらうことにする。
が、譜面を見れば見るほどまともに弾ける気がしない。特に古典のほうが。

で、緊張と疲れで首と肩と手首がガチガチで、家に帰ってお風呂に入ろうとしたら給湯器が故障していた。こんな時は。反省も疲れもなにもかも先送りで寝るに限る。
PR

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL(非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS(コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます

No Title

  • by ゆみ
  • 2012/02/26(Sun)01:42
  • Edit
やっとパソコン立ち上げて、ここが読めました!(笑)
いやいや、ピアノは全然ダメダメでした。。
申し訳なかったです。。。(特にトロイメライ!)

後の日記のコメントにもなりますが、
ピアノは1台1台、やっぱり打鍵の感覚が違うから
普段弾いてる楽器で弾けてても、
舞台上にあるピアノがじゃぁいつもと同じように弾けるかというと
なかなか難しいですよね。。
今はティンパニ叩いてることが多いですけど
これまた、いつも同じ楽器とも限らず、
弦楽器や管楽器の人はいつも自分の楽器が弾けて
いいなぁって実はひそかにうらやましく思っています(笑)

次の発表会では憧れの曲が弾けるといいですね。

Re:No Title

  • by O-bake
  • 2012/02/27 00:38
いらっしゃいませ〜♪ ようこそお越しくださいました。

やはり、エレクトーンならいざ知らず、ピアノにもそれぞれ個性とかクセとかあるんですよね。楽器が変われば勝手も変わるというもの。もちろん経験豊かな人はすぐに慣れるのでしょうけど……。
なるほど、ティンパニも毎回同じ楽器を使うわけではないから、音色の調整が難しそうですね。でもマイ楽器を持っていると、その楽器の悪いクセにもずっと付き合ってゆかなくてはならないので、たまーに違うのを弾いてみたくなります(笑)

アンサンブル大会ではお疲れ様でした。右手のサポーターが痛々しくて、なのに弦が情けない音しか出ず、なんだか申し訳ない気持ちになってました。ピアノがダメダメだったとはおっしゃいますが、私のような超初心者にとっては、発音の仕方から歌い方までとても勉強になったんですよ。

憧れの曲は数が多い上に難易度が高いので、当分尽きることがなさそうです。

TRACKBACK

Trackback URL:

今月のつぶやき

ネタは切れてからが勝負です

☆CONTACT
→ littleghost703@gmail.com
※@を半角にしてください
☆Twitter→@O_bake
☆読書記録は別ブログO-bakeと読書とひとりごとでつけてます。そちらもよろしく。

ブログ内検索

アクセス解析

過去記事紹介

過去記事紹介・たまに読書ブログへとびます
過去記事紹介・たまに読書ブログへとびます

Copyright ©  -- びおら弾きの微妙にズレた日々(再) --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]