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びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   

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「地球へ……」 15話まで

折り返し地点を過ぎ、ナスカ決戦が目前にせまっている「地球へ……」
気になることや言いたいことがまとまってきたので、軽く感想を。

ただし、ネタばれ&辛口なので、未見の方は要注意。

原作&映画に比べて、ひどくキースが優遇されてると思うのは私だけ?

キース本人の描きこみ、エピソードが濃い割に、ジョミーがあっさりしすぎているので(ほとんどあらすじをなぞるぐらい?)、どうしてもミュウ側に感情移入できない。
キースについていえば、サム、シロエ、マツカ、それぞれとのかかわりはすごく興味をそそられるものがあったのに、ジョミーにはそれに匹敵する出会いがない。特に、カリナが他のミュウの奥さんになってしまったことで、彼が大きく成長する決定的チャンスがなくなってしまった。

ただ、カリナの心の動きについていえば、最初は「え゛~」とブーイングを起こしそうになったけれど、これはこれで納得できるかもしれないと思ったのだった。ダンナさんだけでなく子どもまで亡くしたとなれば、あの暴走(「サイオンパースト」って言ってたっけ)もうなずける。
原作はひたすらトニーを探し求め、不安が増大した果てに暴走を起こすという展開だった。それで、ジョミーの到着がひとあし遅くて彼女はすでに燃え尽きてしまった……はず。それでもかなりのインパクトはあったのだけど。

ソルジャーブルーの寿命が延びたことについては、うーん。まだ決戦を見てないので微妙なところだけど、とりあえず嬉しいとだけ言っておこう。実は、映画を見た時、あまりにもあっけなく逝ってしまったので、かなり不満だったのだ。ミュウたちを動かしているのはソルジャーの意志なのに、その本人があまりにも早く消えてしまって、がっかりした覚えがある。もちろん、消えることによっていっそう強まる存在感、という効果はある。
15話で久々にソルジャーの声が聞けるのだが、キースの前で吐いたあの台詞って、らしいのからしくないのか?? 

「老人と女子どもには優しくしろと教わらなかったか?」

それだけ取り出せば、かなり好みの台詞まわしなんだけど、伝説のソルジャーが口にすると少々違和感が。(^_^;) ていうのか、実はそういうキャラ? それに、ソルジャー、年齢的には老人だけど、外見は若いままだし。(苦笑)

もうひとつ、気になったのが、ナスカのコロニーに近づいたマツカに対する行動。ジョミーは、コロニーを発見されるのを恐れて、容赦なく撃墜を命ずる。しかし、コロニー在住の若いミュウは、マツカがミュウである可能性を知ってコンタクトを試みる。「無駄に殺していい命なんかない」と啖呵を切って。その結果がどうだったかというと、完全にテラの側についているマツカにミュウの存在を知らせるだけに終わってしまっただけでなく、キースの逃亡を可能にした。これがナスカ総攻撃につながる。
つまり、一人の命を救おうとしたがために、自分の種族全員を危機に陥れたことになるわけだ。生半可な情けは無用ということなのか。これはもう、戦争なんだな。言い換えれば、戦時において、中途半端な人命尊重は危険なのだ。
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