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びおら弾きの微妙にズレた日々

「地球へ……」22話

ミュウたちは一路地球へと向かい、人間たちはそれを阻止しようとあらゆる手段を講じる。戦いが佳境に入るにつれ、死亡するキャラも増える。
マツカが最後の活躍を見せてくれる回。覚悟を決めて見たけれど、それでもなお衝撃は大きく。(>_<)
気を取り直して何か音楽を聴こうと思ったけれど、選んだのはブラームスの交響曲第4番だった。いやー、それしか思いつかなくて。

(以下はかなりネタばれしてます)
このアニメシリーズは、ミュウの描き方が浅いのに対し、人間サイドの描写はほんっとにいいんだよねぇ……。良すぎて22話なんかもう、心臓がきゅうきゅうと締め付けられるみたいだった。

容赦なくミュウ因子を持つものたちを収容所送りにするキース。それに例外はなく、万が一自分にミュウ因子があれば収容所に入ることも当然だとほのめかす冷徹さ。自分の処遇が気になるマツカがキースに問えば、当然のように、必要がなくなれば「処分」されるとの答え。

でも、マツカはミュウゆえに気づいてしまう。サムの死を知り、心の奥底で動揺しつつも、鉄壁の守りでそれを隠しているキースの心に。自分の上司が決して「機械の申し子」ではなく、むしろ人間的な心を(たぶん何かの目的のために)必死で隠していることを。

その後、タイミング良く(?)トォニィがキース暗殺に乗り込んでくる。同じ艦の中で、トォニィにいくばくかでも対抗しうるのはマツカしかないわけで。そしてミュウとしての二人の力の差は歴然としているから、勝負は見えている。でも、マツカは最後の最後までキースを守りきって、その思いの深さはもう言葉にならない。

大切な人を守るために自分の命を張る。こう書くと、ただの美談なのだが、脚本や演出が憎たらしいほど良くて、(この回だけでなく、マツカとキースに関しては最初からいいと思う)泣けるね。キースのピアスがサムの血でできているのは、原作でもそうなんだけど、わざわざこの回で、しかもマツカだけが知っているという風に持ってくるとは!

そうそう、20回を越えて、ミュウ側のキャラクターにも味が出てきたような気がする。生意気盛りで個性的なナスカチルドレンは言うに及ばず、前回と今回のおヤエさん、面白すぎ! 長老の「キャプテン・ゼル参上」発言には笑うというより脱力だったけど。
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