盛り上がる場面がありすぎて、何を書いてもネタバレしそう。
かといって「面白い!」だけで済ますわけにもいかないし……。ということで、たたんだ先はちょっぴりネタバレありってことでお願いします。
この巻で一番の見所といえば、アルとアルの身体が再会したところ……よりはリンとグリードがフュージョン(違!)したシーン、大総統とスカーという「名を持たぬ者」同士が決死のバトルを始めるところ、それに大佐とリザの絡みだろうなぁ。
(ああ、「一番」といいながら三ヶ所も挙げてしまった)
グリードはホムンクルスの中でも特に善悪を超えた異色な存在で、もともと好感を抱いていたのだが、それがリンの高貴な「強欲」と合体した瞬間、身震いがした。
大総統は、いろいろあってついに死期を覚悟した模様。最後の相手がスカーだというのはちょっと意外な気がしたが、逆にスカーにとっては同族殺しの元凶なわけだから、相手にとって不足はないというべきか。
一番萌えたのは、やはり大佐とリザでしょう。リザを人質に取られて冷静さを失いかけたロイ・マスタングに正気を取り戻させたのは他ならぬリザだし、窮地を脱出した直後の二人の会話がたまらない。ああいうやり取りは大好物。彼女なら一生大佐の目の代わりを勤めるに違いない。もちろん現時点でも、すでに゜比喩的な意味でそうなっていると思うのだけど。
しかし、いつ最終巻が来るのだろう。終わりそうで終わらない漫画の代表かもしれない。
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