今日が発売日だったようで。となりに並んでいたトライガンの新刊を横目に、とりあえず、これだけ持ってレジへGO!
いやー、凄かった。期待以上の濃さ。
闘いを求める者にとっては、それほどまでに死ぬ理由が重要なんだな。
セラス@婦警の「そんなに死にたきゃ50年前に首くくれ!」が痛かった。
アンデルセン神父には泣かされた。前巻のマクスウェルの件といい、結局あの人(ってすでに人じゃないのだけど)は骨の髄まで先生なんだ。孤児院の先生とイスカリオテの刺客としての両キャラが、矛盾せず一人の人間の中に存在するなんて、ある意味奇跡だな。
ほろりとした気分を踏みにじるように現れたウォルター@死神には驚かされてばかり。若返ったことだけでなく、いろいろと。そうか、そういうことだったのか。
そしてさらに、一昨年の外伝(だったと思う)に登場したウォルター&アーカードの姿が本編で拝めるとは予想外だった。もしかしてこれはファンサービスかと突っ込みたくなったが、ヴィジュアル的には悪くない。
で、ついにボス戦が始まるようだし、そろそろ終わりが見えてきたかな。ま、次の巻が出るには恐らく1年以上かかるだろうけど。
フリーク フリークしかし、化け物を滅ぼせるのは化け物ではなく人間だと、何度もアーカードは繰り返し言ってるのに、なんで敵はそろいもそろってフリーク化してゆくのだろう。(もちろん、例外はいる) そこまでして己が敵とみなす存在を潰さないことには前に進めないのか。
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