「原作に忠実」に作られたというOVA版をレンタルしてきて、ちょっと期待しながら見た。
ほら、以前のTV放送バージョンがアレだったから、今度はどうかな、と。
今回見た1巻は、「少佐」が登場する直前まで。インテグラとアーカードの出会い、アーカードと婦警の出会い、そしてアンデルセン神父大活躍のところまでが入っていた。
確かに絵はきれいだ。原作の画風にかなり忠実。特に、顔の描きかたは文句無し。筋運びも原作のエピソードのみを扱っていて、無理が少ないし。
残念なのは、あの独特の台詞回しが生かしきれてない気がしたこと。努力しているのはわかる。悪くないところもある。でも、言葉のリズムが、期待してたのとなんか違う。どうしてだろう。原作の持つ、圧倒的な迫力には追いつかない。うーん。
しかし。
バレンタイン兄弟、いえ、死神ウォルターの出番がないってどういうことよ!
セラスの血を吸うアーカードの名台詞「そういう時は目を閉じるもんだ」がないのはどういうことよ!
なに、アンデルセンを出したらウォルターを出す余裕がない? そんな馬鹿な~!
伊達に絵がうまく出来ている分、欲求不満は大きいのだった。
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