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びおら弾きの微妙にズレた日々

今週のブラックジャック(Karte:61)

第61話 二人のピノコ

今回はいつも以上に社会派一直線の話でしたよ。
特殊金属を生産する大企業に呼ばれたBJ。そこの工員の治療をするためでした。出向いた先で見つけたのは、ピノコそっくりの少女と海岸の砂に混じった特殊金属。
原作がいつ頃発表されたのかは、ちょっとわかりませんが、たぶん水銀やカドミウムを意識して描かれているのでしょう。現在ではアスベストが記憶に新しいです。

企業の社長が保健所を買収するくだりは、かなり生々しいですね。また、告発しようとした医師が消されそうになるところも洒落にならないなあと。実際トラックを使って、という手はないにしても現実はもっと巧妙な工作がなされている気がしてなりません。

ピノコにモデルがいたとは思いませんでした。いやはやびっくり。整形する際にモデルを参考にすること自体は大いにありえますが、そのモデルをしていた女の子に会わせてしまうとは。
しかし、この子は良くしゃべります。そんなにしゃべるとセキがひどくなるよと思ったのは私だけでしょうか。

でも彼女のおしゃべりは、彼女の活発な内面を教えてくれて、ああこの子なら楽しんでモデルをやりそうだなと思ったり、また、身体が思うように動かないからこそ、頭の中で希望を紡ぐんだなと思って切なくなったり。
BJが特別な思い入れを抱くのも無理ないなあと思いました。

最後のどんでん返しは、ほのぼのとしてよかったよかった。BJは人を動かすのが実にうまい。(裏から見れば人が悪い/汗)
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