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びおら弾きの微妙にズレた日々(再)

音楽・アート(たまにアニメ)に関わる由無し事を地層のように積み上げてきたブログです。

   

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びわ湖のほとりに建つホール

今回は、純粋に旅の話。
本番の10日前になって、よしびわ湖までジークフリート公演を聞きに行こう! とチケットの手配をし、無事に手に入れたものの、どうやって現地まで行くか少し考えた。車でも行けるし電車でも行ける距離。交通費は車のほうが安いが、時間的にはさほど変わらない。


が、さほど迷いもせす(金銭的には少々痛いが)電車を選んだ。電車なら移動中にスマホで調べ物ができたり友人とメッセのやり取りをしたりできる。よその土地の空気を肌で感じることができる。そして何より頭の中が空っぽでも逆に圧倒的な何かに占領されていてもOK。乗り越しや乗り間違いはあっても命にかかわるようなことにはならない。車だと現地につくまでハンドルを握りっぱなしで、ずっと緊張してなきゃいけないからね。


そうしてスマホ片手に(もちろんyah○○の乗換案内アプリを頼りに)乗り継ぎを繰り返し、無事ホール最寄りの膳所駅に降り立った(ぜぜえきと読みます。念の為)。駅舎は改装したばかりと見えて、綺麗だったが駅そのものは小さいし、空気感が明らかに昭和。隣の大津駅とは雰囲気が違う。地図を頼りに歩いてゆけば、車がやっとすれ違えるぐらいの細い通りの両脇に並ぶ、昭和レトロな佇まいの店に取り囲まれる。占いの看板を掲げるドアには「大災害に備えなさい」の文字が。どんな占いだ(汗)

レトロな通りを抜けた先には、西武デパートが鎮座していた。中はさすがに平成感あふれるショップが並んでいたが、ぶっちゃけ、デパートや百貨店という存在そのものが昭和だからなあ。もちろん今流行りの大型SCがいいと言ってるわけではない。

デパートの銘品街でお土産を買い、あとは一路ホールへ。実は、そのあたりは「におの浜」という地名がついていて、琵琶湖のほとり。ほんの数百メートル北側には雄大な湖が広がる。かつて琵琶湖は「鳰の湖(におのうみ)」と呼ばれていたという。びわ湖ホールはその名の通り、琵琶湖の湖畔にあった。

ホールの場所を確認したら、すぐ横手の「なぎさテラス」へ向かう。そこでお昼ごはん。なぎさテラスというのは、4件のカフエレストランが連なった集合体。その中の一軒に入り、二階席へ通されると見事な眺望があらわれた。一面のガラス窓の向こうは琵琶湖! 琵琶湖の向こうに比叡山! 湖面では水鳥が遊び、ボートで遊ぶ人間もいる。天気は穏やか、湖は静かに輝き、浜をのんびり散歩する人多数。いい景色だ。
この美しい風景を相手にパスタランチをいただいた。

食事が終わると、居ても立ってもいられず、湖へ。湖面ギリギリまで石を伝って降りる。魚は見かけなかったが、水鳥がウロウロしているのでたぶん餌になる魚はいるのだろう(少なくともブルーギルやブラックバスはたくさんいるはず)。打ち寄せる波は小さく、川のような急な流れもなく、とても落ち着いた感じの水面だった。


散策しながらホールの入り口を上がると、ちょうどよい時間。祝祭管の知り合いが何人か来ているはずなので、休憩時間にはきっと会えるだろう。2階のやや後方の席に落ち着き、パンフレットをわくわくしながら読みつつ、あとは幕が上がるのを待つばかり――。






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